うめちゃんのグダグダな日

希望はないけど、不安がある。
面倒くさいで、自己完結。
眠ったままで、目覚めないことを希望する。

終わりの頃

2013-10-14 10:44:35 | 日記

 

一昨日の土曜日、夫の実弟が亡くなりました。

73歳。

オットより10歳も若いのですが、

病歴は長く10年以上も奥さんの看病を受けていました。

よく頑張ったと思います。

最後はやせ細り命の火を燃えつくして旅立ちました。

 

オットのきょうだいは7人でしたが、

年齢的には上下関係なく、ぱらぱらと欠けて逝き

オットとうめちゃんと同じ年の妹とふたりになってしまいました。

 

知らせを受けても、大分中津までは、不自由な体では到底行けず

お葬式には欠席させてもらいます。

寂しいです。年取るということは…

 

でもね、どうにも思うように動けない体の現実の前では

感情も激しく動くことはなくて、淡々と受け止めています。

 

ですから、誰かの死を年寄りに伝えないで隠すと

いうことも間々聞いたりしますが

若者が思うほど年寄りは動揺はしないように思います。

 

蓮の池も近くなってみれば

「そいうこともあるだろう…」的な受け止めが出来るのです。

「そして誰もがそこへ行くのさ…」と。

「達観」といえば聞こえも良いけど

「仕方なし…」でしょうか。

 

古い話だけど、マッカーサーも言っています。

「老兵は消えるのみ…」

 

 

若者よ

君らの話ではないよ。

君らは激しく燃えて、泣いて、もだえて、命の火を掲げなさい。

 

女優エリザベス・テーラーは言いました。

「ドットは死んだわ。でも私は生きているのよ」

といって、夫の死後3ヶ月で再婚しました。

人生バンザイですね。