一昨日の土曜日、夫の実弟が亡くなりました。
73歳。
オットより10歳も若いのですが、
病歴は長く10年以上も奥さんの看病を受けていました。
よく頑張ったと思います。
最後はやせ細り命の火を燃えつくして旅立ちました。
オットのきょうだいは7人でしたが、
年齢的には上下関係なく、ぱらぱらと欠けて逝き
オットとうめちゃんと同じ年の妹とふたりになってしまいました。
知らせを受けても、大分中津までは、不自由な体では到底行けず
お葬式には欠席させてもらいます。
寂しいです。年取るということは…
でもね、どうにも思うように動けない体の現実の前では
感情も激しく動くことはなくて、淡々と受け止めています。
ですから、誰かの死を年寄りに伝えないで隠すと
いうことも間々聞いたりしますが
若者が思うほど年寄りは動揺はしないように思います。
蓮の池も近くなってみれば
「そいうこともあるだろう…」的な受け止めが出来るのです。
「そして誰もがそこへ行くのさ…」と。
「達観」といえば聞こえも良いけど
「仕方なし…」でしょうか。
古い話だけど、マッカーサーも言っています。
「老兵は消えるのみ…」
若者よ
君らの話ではないよ。
君らは激しく燃えて、泣いて、もだえて、命の火を掲げなさい。
女優エリザベス・テーラーは言いました。
「ドットは死んだわ。でも私は生きているのよ」
といって、夫の死後3ヶ月で再婚しました。
人生バンザイですね。