うめちゃんのグダグダな日

希望はないけど、不安がある。
面倒くさいで、自己完結。
眠ったままで、目覚めないことを希望する。

電気釜の思い出

2016-06-04 12:10:11 | 日記

 

昨日に引き続き投稿。はい、ヒマです。

やることはありますが、そこは年寄りのわがまま、

気の向いたことしかやりませぬ。

電気釜を購入した話は、昨日書き述べましたが

遠い昔を思い出しましたので、書いてみます。

電気釜が庶民に普及したのは、ウェブで見ましたら1955年とのこと、

私20歳になっていたのか?もっと早かったと思っていたけど…

東芝がいち早く発売しました。

本体の周りは白くてふたがアルミ製で(?)外釜の周りに水を入れて、

中釜でご飯を炊き自分でスイッチが切れるという魔法のお釜でした。

 

それまでは、女性が(多分、お母さん)早く起きてカマドに火をつけ

初めチョロチョロで炊き上げ、むらし、多分小1時間かかって炊いていました。

薪も用意せなならんし、濡れたら燃えないし。

 

しかし、電気のスイッチを入れる面倒さはあったとしても

その小時間を解放されるのは、カクメイだったと思います。

もうその5年後にはタイマー付きが発売されて、起きた時には出来上がってる~

そして魔法瓶の発想から、いつまでも冷めない暖かいご飯へと。

 

あっちゅう間に普及したことでも、よく分かります。

やがて石油コンロが普及して、カマドの影が薄くなりました。

熊本市のスミッコの話ですからね。そこんとこ。

 

最近は、圧力釜だIHだと、ますます便利に品質向上になっております。

若い人はパンだ、粉もんだとご飯離れも聞きますが

ご飯でないと腹力はつきませぬ。

お好み焼きで済まそうなんて…

 

ま、うどんやちゃんぽんで、ご飯替わりはやります、私も。ときどき。

 

熊本地震、災害のあと娘たちが急きょ避難してきて

(マンション13階は目も当てられぬ惨状ゆえ)

どうにか耐えた、あばらやの我が家ではあるけど、屋根の下で寝られるのは

有難いと言いながら、だれかれと連絡を取りながら、炊き出しで懸命に

お弁当作りをして、配っているのを横目に見ながら、ババはただ感心!

電気釜が活躍し、いつもいつもスイッチが入っていたなぁと

今頃になって思い出しております。

 

若いと人にまで目配りが出来るのよ。

年寄りは、人に迷惑かけまいとすると、わが身を守ることで精いっぱい。

と今回の事で勉強いたしました。