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うめちゃんのグダグダな日

希望はないけど、不安がある。
面倒くさいで、自己完結。
眠ったままで、目覚めないことを希望する。

短歌の師の亡くなりかた

2017-08-27 12:35:37 | 日記

処暑を過ぎたようですが、暑さはまだまだ続きそうです。

先週金曜日のことですが、短歌教室へ出掛けたら隣先の席の方が

「先生が亡くなったそうよ」「はぁ〜?」青天の霹靂!

いやいや、そうでもないかも?

 

先月の教室の時、弱った感じは見受けました。

腹部も足も異常に腫れ上がっていて、痛ましかったのです。

皆んな心配していたのですが、先生の答えは「もう来週からの入院は決まっていて、腹部の水を抜けば平常に戻るし、そのあと、東京の娘と孫に会って北海道に墓参りに行く事に決まってるから…」先生は我々の不安を打ち消すように言われたのです。

「ずっと息子と一緒だから」とも。

 

思い返してみれば、まだ寒い頃、弱られた時期がありました。

声も弱々しくて大丈夫だろうか?と。

あのとき肝臓がんの宣告を受けたのでしょう。

死期もご存知で、その上での行動だったと思われます。

旅は終えて帰宅されるつもりだったでしょうが。

体力的にもきつかったろうと思いますが、息子さんの手を借りながら

思いを貫徹されていい旅、いい最後だったなぁ。

北海道でお葬式も済まされたと聞き、所縁の地にご縁が深かったのだな。

そんなこんなで、気持ちを落ち着かせています。

まだ、70歳を越えたばかり?

がんは、恐いですね。あっという間に命を奪いますね。

年寄りはがんで死ぬのが一番いいと聞きましたが、何と比べて?

先生は、我々に伝えなかった期間は辛かったろうな。

死期を知りつつ平常心…できることではないな。

 

しばらくは私の心を占める出来事でした。