うめちゃんのグダグダな日

希望はないけど、不安がある。
面倒くさいで、自己完結。
眠ったままで、目覚めないことを希望する。

地獄へのひとり旅

2013-12-11 08:48:07 | 日記

当初からの予定だと、あと10日で退院となります。

喜ぶのはオット(笑)

 

私は複雑というか、24時間一緒に過ごすことに、

自信なく、どうなるんだろう?と真っ暗闇をトボトボ。

 

機能病院と言うだけあって、機能回復には力が入れられて

あれほど痛がった腰椎も、無理しなければ痛みがなくなり

昨日は手すり伝いに歩く練習も始まりました。

あと10日の間にどれだけの力が付くのであろうか~

 

オットの症状は特異なもので、食べることでいろいろと症状が出ます。

胃が空になると、猛烈に食べたい!のですが食べ始めると、食欲が低下、

お粥食なのですが、ようやく食べた後、苦しみが始まります。

以前調べてもらった時、ガスが腹部に充満して、そのせいだそうですが…

体位を、あーでもない、こーでもないと、七転八倒して、1時間くらい苦しみます。

暑がり今でも団扇であおぎます。

七転八倒の時、自分で動かせないので、手伝いが要ります。

いま、右向き、すぐぐ左向き、腰を引っ張れ、扇げ、枕を動かせ、等々…

私にも、永遠に続くゴウモンに思えます。

目で「スマナイ」と言ってるように思いますが、苦しさでその気はないかも~

 

朝、夜、は今のところ病院なので、どうにか過ごしているらしいですが

昨日は看護師さんとケンカしたと言っていました。

「5分おきに呼ぶ!」と言われたらしい。

その時は「おれの苦しさを分かって~」言い返したらしいけど

その後、その看護師さんは来ない、ということでした。

朝の手が足りない時は、笑顔もなく怒った顔だったのでしょうね。

そんなこんなを思うと、予定通りに退院もしかたなし…

 

私も相談して、薬があれば、今のうちに出して貰うように

手配をしたいと思います。

コレがなくなれば、家にいてもラクになります、オットも私も…

 

そうそう、苦しさが始まるのは分かるらしく

「今から地獄への一人旅が始まる…」

「地獄には一人で行ってよ、私まで一緒は困る」

そんな会話もしました。

 

なんとかしたい…

なんとかしたい…

 

 

 

 


順調

2013-12-06 09:29:05 | 日記

 

入院10日以上経って、ようやく入院生活に慣れて、落ち着いてきました。

(年寄りは順応が遅いのです。

そう言う私も病院を出たら、頭からすっぽり抜けるようになり…)

昨日は歯科医の診察がありました。沁みる歯があるといったらしい…

手厚い病院は、すぐさま手配をしてくれました。

(えぇ、家では見過ごすことでも、商売…商売と…)

10日締め切りの入院料の請求がコワイうめちゃんです。

もともと低収入家庭ですから、入院料の支払いも上限がある

有難い仕組みを利用させて貰っています。

(そこらへん抜かりないうめちゃんです)

 

オットも痛みが薄れたようで、体が動かせるようになりました。

相変わらずゆっくりながら、

ベッドから車椅子への移動も自力でやれます。

この分ならホントに4週で帰れそうです。

(順調を喜ぶ?複雑なうめちゃんです)

 

お正月は家でと懸命なオットなのでしょう。

はいはい、しっかり以前以上の力をつけて

自分でやる気でないと

おうちは遠くなりますよ~

おうちは遠くなりますよ~

おうちは遠くなりますよ~

 

って、可哀想な病人を脅してどうする、うめちゃん!

<(_ _)>

 

 

  

 

 


地獄って?

2013-12-04 08:53:37 | 日記

昨日、顔を見るなり「ここは地獄だ!」と言う。

「は?」あとが続きません、うめちゃん。

そのくせ、うちは天国だった~とは言いませんし。

ほんと可哀想な人。

 

地獄と言うのはね、この寒空に寝床もなく、食べ物もなく

震えて過ごすことを言うんですよ。

 

入れ替わり立ち代り、若い看護師さんに面倒見てもらって

お風呂に入れてもらい、食事もどうにか自分で口に運べるし。

かぁちゃんだって、3時間もベッタリしているよ。

 

病気なんだから、少しは観念してよ!

と言いたいけどそれは言えません。

 

私の学ぶこと…思うこと…

人間その瞬間まで、生きる希望があるらしい…

ゆえに心地よく過ごすための欲求が湧いてくる。

あの人、この人、亡くなりました。と簡単に聞くけど

亡くなるまでの時間、ある期間、壮絶な生きるための

闘いがあるんだろうな~あったんだろうな~

年寄りのくせに、思い至らぬバカな私。

 

まだまだ、闘いは続きまする~

 

 

 


入院から一週間

2013-12-01 09:53:09 | 日記

もう12月です。つい先日まで暑い暑いと言っていたのに~

まいど同じ事を言っていますが…

 

昨日は、孫娘ふたりがおじいちゃんを見舞ってくれました。

下の子の顔をじーっと見つめて「あんただれ?」

でもすぐ分かりました。

上の子には「かずちゃんね」と。

 

電話が掛かってとんでもない場所で待っていると言って、

まごつかせましたが、どうやら少しづつ記憶が繋がってきました。

 

新館から東病棟へ移動する時、エレベーターは3回乗り換えるし

荷物を載せた台車と待ち合わせしたりして、20分ほど掛かりました。

その間、自動車移動を夢見たようで、同じ病院内とはつゆ思わず…

 

詳しく話したら、そこは地元ゆえすぐ了解しました。

さて次の思いは「帰りたい…」

「これくらいの治療なら家でもできる!」

私の顔を見て

「おまえは大変だけど」だってさ。

一歩も歩けない自分を忘れてるぅ~

 

「今のままでは帰れませんよ。せめてオ〇ッコが自分で出来るようにならなきゃ

これから、リハビリが始まるからがんばろうね」

仕方ない~と、ちょっとは諦めたらしいけど。

 

病人はわがままです。

お向かいのダンナさん、看護師さんもリハビリの方たちも、よく耐えています。

あの上から目線はなんだろか~

偉くない人ほど、自分を上に見せたいのね。

 

ま、ま、人は人。

これから、お昼に向かって病院です。

レッツ・ゴォ~