ショッピングセンターの中にある本屋さんへ開店時間を待ちかねて直行した。
月間俳句を買う為である。
先ず、自分の入選句があるかどうか、ざっと目を通すことから始まる。
あった!!
続いて、KUMIさんが紹介してくださっていた、「星野立子賞発表」のページを探した。
あった!!
仰る通り、難しい語彙は何も使われていないのでとても判りやすい句。
それに、玩具」「果実」などの句集があることも判った。
今日は美容院の予約がしてあり、そのあとの所用を済ませたら、
今夜にでもゆっくり鑑賞させていただきたくベッドの傍に置いた^^♪
して、私の入選句はと言うと、昨年初冬にダム湖散策をしていて見かけた景であった。
季語は「冬日」、写生句である。
ピクチャーに残しておいた画像を利用して入選句を書き込んでみた。
私の句集にも多分、この写真を使うことになることと思っている。
傾いて、このまま放って於けばやがて落ちそうな巣箱であった。
よくよく見ると、天井も欠けているので、日差しが射し込んでいるのが観てとれた。
それが私にはせめてもの救いに感じられてカメラを向けた。
普段はマイナーな写真を撮らないのがmako流であるからして。
『 おちさうな巣箱の中に冬日射す 名村早智子 選 』
「おちさう」 → (旧仮名使いで表記しているのであって、タイプミスではない)
観たまんまの事実だけを詠んだものではあるが、
数ある巣箱の中でも特に目が留まったのは自身の心の内奥のものがあるからこそである。
それでも思いは一切言わないのが俳句。
『句と私だけが共有する真実』と言われた正木ゆう子氏の言葉を借りて、ここに記しておこう。