昨夜「鹿島神宮に行こうか」と誘ってくれました。
鹿島神宮(かしまじんぐう)は、常陸国一之宮。
私もMIFさんも行ったことがありません。
いつか行けたらいいな、と思っていたのですが、お誘いがあったので行くことにしました。
手水場。
楼門。
拝殿はトップ写真の通りで桧皮葺き。
境内では狛犬ちゃんを見かけませんでした。
柵の奥に奥宮や要石につづく参道がありました。
参道はとても大きな杉並木。
柵の奥に奥宮や要石につづく参道がありました。
参道はとても大きな杉並木。
またBS時代劇「塚原卜伝」の撮影現場だった表示が多かったです。
さざれ石。
奥宮。
奥宮から要石(かなめいし)方面に進むと、タケミカヅチとナマズの像がありました。
さざれ石。
奥宮。
奥宮から要石(かなめいし)方面に進むと、タケミカヅチとナマズの像がありました。
鹿島神宮の祭神はタケミカヅチです。
タケミカヅチは、軍神であり雷神や地震の神と言われています。
写真ではとっても分かりにくいのですが、幣紙の少し手前に要石があります。
写真ではとっても分かりにくいのですが、幣紙の少し手前に要石があります。
ここは凹んだ要石。
地震を起こすナマズを押さえ込んでいる石とされています。
こういう言い伝えがあると言うことは、裏返せば古代よりこの地には地震が多いのでしょう。
古代において、鹿島神宮は蝦夷(えみし)討伐の最前線の軍事拠点だった役割がありました。
親王任国(常陸国、上総国、上野国の3つ)の1つでしたから、重要な地域性を持っていると言えます。
私は地図でしか鹿島神宮を知らなかったので、平地にある鎮座しているのかと思っていたら、神宮周辺のみ高まりがありました。
行ってみないと地形まではよく分からなかったです。
また奥宮までの参道が砂だったのですが、MIFさんが言うには鹿島砂という少し粗い砂だそうです。
彼は学生時代に実験室でよく使った砂だそうです。
文系の私には砂で何の実験をしたのかよく分かりませんが、理系の実験はどんなモノなのか少し興味がわきました。
さて参拝が終わってもまだ9時半くらい。
外気温2度くらいで身体も冷えましたが、このあと、15キロほど離れた場所にある下総国一之宮の香取神宮に向かいました。