十一月一日
朝はそこそこ寒かったけれど、ストーブを着けるところまでイカンかった。前日の日中が意外に蒸して、外で草刈りしていたらジンワリ汗ばんで、帽子は輪じみに。カエルも虫もよろこんでいた。今日も確かに午前は最初の出だしは雲が多く肌寒く感じていたけれど。陽がでてくると、強い陽射しに徐々に茹だってくるほど。
今日は葛のあるところの法面の草からのとっかかり。そう今年は盛大に繁茂しなかったけれど。蔓の太いところは親指大に、これがなかなか手鎌で切れんしなやかさ。そして、三つ葉アケビの蔓と見事に連携プレーの雑草編みを。もちろん他の蔓も、篠竹もススキも背高泡立ちもしっかり編み込まれていて、これは天然の地伏•鎧とも。それに厚手も手袋で掴んでも刺さす木いちご•刺草•いばらのも編み込まれているから、草刈る殉教者の心地なんて思って作業。極楽とんぼも今日は一休みして見学…。