2022年 2月 宝塚歌劇 宙組公演
Never Say Goodbye ーある愛の軌跡ー を観劇して
この作品は2006年、和央ようか率いる宙組で上演
様々な世界的大ヒットミュージカルを手掛けた作曲家フランク.ワイルドホーン氏
演出家の小池修一郎
この二人のコラボレーションにより高く評価され読売演劇大賞優秀作品賞を受賞
作.演出を担当した小池修一郎氏が文部科学大臣賞を受賞
世の中の注目を集めた
スペインの内戦下 自由と正義を求めて戦う人々との出会いの中
人生の真実を見いだしていく主人公の人気写真家ジョルジュ
この主人公のジョルジュを和央ようかの舞台が初舞台となった真風涼帆が演じる
そしてジョルジュと不思議な縁で結ばれた芯の強い女性劇作家キャサリンを潤花が演じる
切ない恋を背景に生きては帰れないであろう戦いに身を投じて行くジョルジュ
スペイン人でもないジョルジュが戦いに身を投じて行く
アメリカ人でもスペイン人でもない
彼はあくまで、そこでは異邦人
事態をクールに客観的に受け止めるジョルジュ
そして、そのジョルジュの先にはスペインの人々と戦いを共にするジョルジュの姿が…
16年前の「NEVER SAY GOODBYE」
和央ようかのサヨナラ公演
そこで世界的大ヒットミュージカルの作曲家フランク.ワイルドホーン氏と出会う
二人の愛の始まり
その後、二人は結婚する事になり二人の子供も授かる事になる
フランクは人生で最愛の人に出会うきっかけとなった、この舞台に又、帰ってくる事が出来た事に無情の喜びを表している
そんな事を考えながら舞台を楽しんだ
そして最高の盛り上がりは、やはり「One Heart」
カラマーダ!と叫ぶ真風涼帆
カラマーダは同志!
まさにOne Heart!
心を一つに
コーラスの上手い宙組が見事に歌い上げる
今、ロシアとウクライナの悲しい戦争が続いている
なぜ人々は心を一つに出来ないのか
人類の全てが心を一つに
One Heartに
一番、困難な事だけど一番大切な事
全ての人が自分の考えを一方的に押し付けるのではなく
他者の考えに想いをはせ
互いを想い歩み寄れる力を
全ての人が自分の思いだけではなく
他者の思いも考え
互いを思い歩み寄れる力を
全ての人々が自分の想いだけではなく
他者の想いにも心を馳せ
互いに想い合い歩み寄れる強い力を
それが最も強い力
戦争する力が強いんじゃない
侵略する力が強いんじゃない
互いを思いやり歩み寄れる力が本当に強い力
それが真の強い力
全ての人類が真の強い力に気付くまで
私はOne Heartを歌い続けたい
宙組の素晴らしいコーラスとダンス
厳しい内戦の状況を宝塚歌劇の舞台はこうも切なく美しくよみがえらせる
宝塚歌劇団の全ての皆様
宙組の皆様
いつも幸せをありがとうございます
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます