笑顔で元気!

全国の小学生がドッジボールでつながるといいですね。大人ももっと毎日が楽しくなるといいですね!きょうはどこで逢えるのかな?

ユニフォームに係る私見 その2

2010年12月06日 | ドッジボール
 たかがユニフォームと・・・は、思えない。


3 ユニフォームが持つ2つの側面(今回の問題に関して)

(1) 経済面

 試合用のユニフォーム、練習用のTシャツ、パンツ、冬用のトレーナーなどを含めると、そこそこの金額となる。
 そうとう努力してもまとまれば安価で収まらない。

 また、ジュニアからはじめた場合は、最低1回は買い替えが必要と考えられる。

 そのため、チーム運営者としては、少しでも保護者の負担を減らそうと知恵を絞り、努力を重ねている。
 他の球技においても、同様の悩みや努力があると思われるが、長年、ドッジ専用のユニフォームが市販されていなかったために、別の努力を重ねる中で、ようやくそれなりに対応ができるようになって来つつあるのではないかと思われる。

 特にドッジボールは、用具を準備する必要もなく、低予算で取り組める優れたスポーツだと考えている。

 にも関わらず、負担を増やして、全国大会へのハードルをことさら引き上げる意味が、今ひとつ理解できない。

 それならD-2登録チームにすれば良いと言うのは、また別次元の議論なのでここでは割愛する。

(2) メンタル面

 チーム歴の長短にかかわらず、「自分たちのチームユニフォーム」に対する思いは強いことが多い。
 練習をがんばろうというモチベーションにもつながることもある。
 チームによっては、『ユニフォーム』=『レギュラー』という位置づけもあるかと思われ、子どもたちにとっては『ユニフォーム』はあこがれであり、目標でもあったのではと考えると、安易に変更することに抵抗があることは十分に理解できる。
 
 着用する側も、観戦する側にも、各チームのユニフォームカラーがはなつ輝きは、感動を与えてくれる大切なものである。

 そういった内面性を軽視することは、ドッジボールという競技を危うくするのではないかと懸念する。


[続く]