萬望工房

~気ままにフヨフヨ~

2007年07月18日 | 京都散策
朝早くバスに乗り、目指すは法金剛院
ここは西国花の寺にも選ばれている古くからの蓮で有名なお寺。
ふだんは9時にしか開かない門が、この時期は蓮の観賞のため7時開門。
蓮は早朝に限るという気合の元、家を飛び出しました。
朝早いにもかかわらず、本格的なカメラを持った方々でいっぱい。
そんな人たちが写したであろう、講堂には蓮の投稿写真がたくさん飾られていました。
蓮もいろいろな種類が次から次へと咲いているようで
実になったのも、まだ蕾なのもありました。
ここの蓮は花が大きく、池には白いのが多かったです。

たっぷり観賞して本当はそのまま帰るつもりが、ふと嵐山の天竜寺の蓮が気になって。
ちょっと足を伸ばしてみました。

天竜寺の蓮は、石橋を挟んで半分は咲き終わり近く、もう半分はまだ見頃といった感じでした。
こちらは人がほとんど無し。
いつも賑わっているお店も開店前で静かな嵐山でした。

そしてついでに竹林散策。
なんてやっていたら道に迷い、気が付けば清涼寺に到着。
境内をぶらぶらしていたら「あぶり餅」の旗が。
好奇心に負けて本日一号の客となりました。
味噌はけっこう甘めで焼き加減もGood。
今宮神社のところより、気持ち餅が大きい感じがして
散策疲れの胃袋にはあっという間に入っていきました。

さんざん散策したにもかかわらず、帰宅してみればまだ午前中。

午後はのんびり昼寝します。

天気予報は難しい

2007年07月18日 | 京都散策
先日の大型台風が迫っている中、実家に帰省。
京都はそんなに雨もすごくなかったし、実家も着いた日はまだ大丈夫。
しかし、次の日はさすがに大荒れで、北海道からの来る親戚の飛行機が飛ぶのか心配していました。
幸い九州方面以外は欠航無しで、無事到着。
名古屋名物のひつまぶしを召し上がってもらい帰宅。

今回は法事で家族がそろった中、自分が作った和菓子を食べていただきました。
カボチャ餡で向日葵の花に見立ててつくったキントンです。
一応おいしいと評価をもらい安心。

そして大雨の中お墓に納骨。
さすが、お坊さん。
着物が濡れないように大きな和傘風の傘をお持ちでした。

その後みんなでささやかな宴をして、一人とんぼ返りで京都へ。

迫ってきている台風。
新幹線は大丈夫かな~と心配していたら、普通にまだ動いていました。
そして京都は大荒れ…と思いきや雨風なし。
行きに揺れていて心配だった鉾も、安定して建っていました。

そういえば、去年の祇園祭の山鉾巡行も大雨だったな~
天気予報は雨のち曇りが続いているし、どうなるか。
16日に友人が見に来るので、降らないといいなと願っていたら
夕方に降りました。
宵山へ繰り出す予定をどうするか。
仕事をしつつ考えていたら帰宅するころにはピタリと止んで晴れ間が。
せっかくだからと浴衣に着替えておでかけ。
大勢の人の中、お目当ての鉾を目指して歩きました。

《菊水鉾》
ここの御茶券を前にいただいていて、もったいないから絶対行こうと決めていました。
だって二千円もするし、記念に特製のお皿がもらえるんです。
しかもちゃんとお手前も拝見できる。
私が行ったときは表千家でした。
お菓子は「したたり」という黒糖の寒天。
菊水鉾ゆかりのお菓子だそうです。

食べてからは人の波に流されながら山鉾を見て歩き
去年みれなかった蟷螂山発見。
からくりの蟷螂がかっこいい~!
ということで今年のちまきはここでゲット。
ついでに手ぬぐいも。
しかし、この手ぬぐいは緑を頼んだのにエンジ色が入っていました。
う~ん残念。

祇園祭の山や鉾がある地域は呉服屋さんが多く、宵山中は大セール。
高級な絞りの浴衣を着ていた友人は、お店の人に「そんないい浴衣ならもっといい帯しないと、格が合わないわ」と熱弁されつつ、かわいい金魚の浴衣(1900円)を購入しておりました。
私はなんとか今年も誘惑に打ち勝ちました。

帰ってきて17日の天気予報をみると、どうやら雨は降らなさそう。
ということで、友人は知り合いのビルの4階テラスから鉾を見下ろして観賞しに出かけました。
いいな~~~
会社が休みなら私も行きたい!
来年は水曜日が山鉾巡行なので狙ってみようかと一年先のことを画策しています。

祇園祭が終わると梅雨明けが近いとのこと。

本格的な夏が近づいています。