萬望工房

~気ままにフヨフヨ~

美山 ボタン鍋の旅 その1

2010年03月01日 | 京都散策
冬は寒いけれど、美味しいものがたくさんあって
胃袋には忙しい季節かと思います。

今回はたまたま京都に遊びにきた友達も巻き添えにして
京都市からは北の方角にある、美山へボタン鍋をいただきに行ってきました。

ドライバーをしてくれる友達が、『自称美山案内人』
まずは、お昼を兼ねて「丹波ワイナリー」に寄り道です。
昼も過ぎ、空いたお腹を満たすべくレストランへGo!
前菜・メインを選んでのコースです。

私はホタテと蕪のスフレと赤ワイン煮込みの牛肉をオーダー。

最初に出てきたのは、シュー生地に畑シメジのクリームが挟んであるもの。
ちょっぴり塩っけもありハーブもいい感じ。
ワインが進みます。
スフレはふんわりした中に、シャキッとした蕪の食感がアクセントに。
味付けはひかえめで、とても食べやすい。
スープは春キャベツのポタージュ。
野菜の甘みがほどよい。
そしてメインの牛肉煮込みは、お箸で簡単に崩れるほとやわらかく
でもしつこい脂を感じさせなくて、たいへん美味しかったです。

デザートは、抹茶のタルト生地にリンゴのチーズケーキ
ソースに柚子のコンフィチュール。
柚子のさわやかな香りに、口の中がさっぱりして大満足のランチでした。

御飯の後は、せっかくなので工場見学。
季節がら機械は稼動していませんでしたが、案内のお兄さんがおもしろく
さらにそのまま試飲タイムに突入。
次から次へ出されるワインを飲み干すこと8種類?
食事のときも飲んでいたので、かなり酔い心地。
でも色々味わえて、プチ講習も聞けたので楽しかったです。

しかし、お次に向かったのは造り酒屋さん。
ここでもまたまた試飲。
おばちゃんが次々と持ってきてくれるので、つい飲んで…

昼間っからまた酔っ払いになっていました。

酔い覚ましの風に当たるべく、着いた先は「大野ダム」
小さいながらも味わいのある姿に、しばし撮影大会。
京都市内は暖かかったけれど、さすがに山の中。
吹いてくる風の冷たさに、ちょっと酔いも醒めました。

そして今晩の宿「美山ユースホステル」に到着。
ひと風呂浴びて、いよいよメインの夕食です♪

今回は私たち3人と、もう1人ボタン鍋希望者がいたので
4人で鍋を囲むことに。
やっぱり鍋は大勢のほうが美味しいです。
合わせの味噌ベースのお汁にたっぷりの野菜&キノコ
そして、みごとに牡丹の大輪を咲かせた猪肉が。
ちょうど寒さに耐えて脂肪をつけた猪は
まったく臭くなく、ぷりぷりした脂身は甘みがあり
でもしつこくないから次々と進みます。
肉と野菜をバランスよく采配してくれた鍋奉行のおかげで
最後の〆の雑炊まで、きれいに平らげました。

これは癖になりそう。
来年も行きたいなぁ。
できれば雪景色のときに。

食後は宿泊者みんなで晩酌。
来るとき買ったワインや日本酒など飲みながら情報交換。
ユースの宿はいろんな人と交流できるのが魅力です。
そのうち、御主人が屋根裏の見学をさせてくれることに。
この宿は美山のかやぶきの建物を使用していて、屋根裏にあがると
次回の屋根吹き替え用に貯められたカヤがぎっしり積まれていました。
茅葺きの屋根は、苔が生えやすく、雪が重みですべり落ちるとき
一緒にカヤも削っていってしまうそうで、定期的に吹き替えが必要だそうです。
すこしだけ大変さを知りました。
次回来たときには、きれいになっているのでしょうか。

食べて飲んで、食べて飲んで。

とりあえず、一日目は終了です。

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