17日は母の命日。今年の命日は日曜日とあって、大崎上島へお墓参りに帰ることができました。大好きな大崎に帰れると思うと、前日までの体調不良も何処へやら。昨夜からの雨も上がり快晴です!
竹原市の日差しはあたたかく春の風。フェリー乗り場へ行く途中、川向こう沿いに桜並木。いやこんなに早く桜なんて…、梅?と言うhideさん。いやいやこの感じは桜!と意見が分かれ、気になる気になる。ということで、川を渡り近くまで行ってみるとやっぱり桜でした。早咲きの桜のようですが、この暖かさで満開。
やわらかな淡いピンク色。あたたかく話しかけてきます。
母が旅立った時は梅が満開だったけど、今日は桜が満開。なんだか嬉しくなる。そして母の声が聞こえて来るような…。母さん、春だね~。
母校『大崎高校』。今は名前が変わり『大崎海星高校』となり、ちょっと寂しいなあ。私が通っていたころは、この校舎の4階に音楽に教室があったけど今はどうなっているのだろう。
高校2年の時、ピアノの先生に勧められ生まれて初めて購入したJAZZのLP。ビルエヴァンスのワルツフォーデヴィ。
きれいな音で聴きたくて、お弁当も食べずお昼休みにあの音楽教室に行き聴いた思い出。今ではCDで聴く度、あの頃を懐かしんだり…と心の思い出の詰まった宝物。
よく泳ぎに行った大串海水浴場。小さい頃は、友達と1日中泳ぎ日に焼けて真っ黒だったなあ。
子供会や中学高校になっても、みんなでキャンプにも行きました。楽しかったなあ。母さんが作ったお弁当を持って、家族で行った海水浴。自営業が忙しく、なかなか作れない家族団らんの時間。なので、海の部屋でお弁当やお菓子を食べるこのひと時が嬉しくて、今でもしっかりと覚えている。
キャンプでは、夜になると防波堤に友達と座ってたわいもない話がエンドレス。防波堤に打ち寄せる波にキラキラ光る夜光虫、きれいだったな。今でも見えるのかなあ…。
時折輝く凪。そして何年振りかに聞いた砂浜に打ち寄せる波の音。幸せな時に浸っていると、ラジオから山下達郎さまの大好きな『潮騒』が流れて来た…なんといいひととき…。こんな場面に、思い出に引き合わせてくれた母さん、ありがとうね。また帰るね。
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