倉敷・鞆の浦で癒されて…

２，３日と梓のいる倉敷へ行きました。年明けから、さらにいろんなことがあり過ぎて身も心もくたくた。「桜の咲く頃には、梓の顔を見に行くわあ。」と梓と約束。身体は小さいけれど頼りになる梓、早く梓に会いたい！

今年はいつまでも寒くて、例年より花の開花が遅い。例年なら、こちらでは満開を迎える桜も、２日はまだ蕾は固い。でもさすが温暖な倉敷、２，３分咲き始めていました。

ここの所、いつも倉敷へ行くのは、梓の雑用の為。バタバタと用事を済ませ、あわただしく帰り、とゆっくり観光なんて出来ません。でもこの度は心の疲れを取る為の小旅行、とにかくのんびりしたい…。

シーズンとあって、たくさんの観光客で賑わう美観地区。




でも落ち着きます。


店先では、ワンちゃんがのんびりお店番。


裏通りに入ると、古い町並みが続きます。
全国のおいしい食材を集めたお店「平翠軒」。


テレビや雑誌でよく紹介されます。広島そごうにもお店のコーナーがあり、ただ今ここのスモークチーズにはまって、毎日欠かさず食べています。梓も大好きなお店でよく来るそうです。いつもたくさんの人で賑わっているそうですよ。今日もいっぱいでした。店内が狭く、車椅子で入れないのが残念でした。

くらしき帆布のお店、とんぼ玉、木の手作りのおもちゃ「伊勢屋」…どこも何度行っても楽しい。ただ花粉症が強烈で…つ、つらい…

梓のお勧めのお店「なえしろ」。


おばあちゃんがお店番をされている、暖かな工芸のお店。今日は作家さんの焼き物が、窯から上がったばかりだそうで、ご夫妻で店内に飾りつけをされていました。マグカップが気に入り、２つ購入。お話をしていると、私達の知り合いの工芸家の先輩だそうでびっくりしました。梓にマグカップを１つプレゼントして下さいました。おばあちゃん、いつまでもお元気で。

そろそろ花粉症も限界…だけれど、先日TVで観た「えびす饅頭」の二重焼きが食べたい。梓もお勧めです。

えびす饅頭屋。


黙々と、大将が１つ１つ丁寧に焼いている。早速、熱々出来立てを購入。


普通二重焼きは、側はふわふわだけれど、ここのはほとりがサクサクで中がしっとり。あんこは小豆がふっくら。おいしい～ごちそうさまでした！

今日は梓の家の近くにある、倉敷国際ホテルへ泊ります。
このホテルの生い立ちは、美観地区とゆかりの深い大原氏が「外国人をもてなす事が出来る本格的なホテルを」ということに由来するそうです。確かに館内はクラシックで落ち着きます。ロビーを見上げると吹き抜けで、棟方志功の大きな版画が、側壁に飾られている。すごい～！！




翌日は、昨日の暖かな陽気とは変って、風が冷たい。梓の日用品の買い物を済ませ、福山の鞆の浦へ行きました。


桜の頃、行ってみたいと思っていたのです。先日、新聞で鞆の浦の「杏の花」が紹介されていましたが、その通り！鞆の浦の景色は梅、桃、桜、菜の花とすっかり春。穏やかな鞆の浦には、春の花がぴったりです。お正月も観光客で賑わっていましたが、この季節はそれ以上の賑わい。でも、街並みを散策してもとても静かで、時が止まったような感じ。不思議な街です。ここにいると、ジプリの登場人物になった気分になります。

たった２日間でしたが、とてものんびり出来ていい気分転換になりました。いろいろ気遣ってくれてありがとう、梓。体は小さいけれど、ほんとうに頼りになるわあ。どっちが親なのか、わからないね（笑）