花の日々

はなのひび

新緑の風と錦帯橋

2018年05月02日 | Weblog

25年ぶりの錦帯橋。広島から1時間ちょっとしかかからないのに、娘達が大きくなるとすっかりご無沙汰です。いつ見ても美しい橋とこの和やかな風景、心が落ち着きます…。

I.Cを降り錦帯橋まで10分くらいの所に、おいしそうなうどん屋さんの看板を発見。うどん好きの私達、ならば昼食はここでと矢印通りに進みました。人気のないような静かな道、少々不安に感じつつ…ありました!

陶芸家さんが営んでおられるこだわりのうどん。地元の雑誌にも紹介されていました。窯に隣接された、カウンターに7,8人ほどの椅子が設けられたこじんまりとした店内。冷やしうどん(ざる)細麺と普通麺を注文。セットメニューになっていて、釜玉(これがとてもおいしい!)、いなりずし、おむすび、庭先でとれたようなサクランボ付き。器は大将が作られたもの、というのがまたいいですね。おすすめの別メニュー天ぷらは、山菜中心でした。付け合わせのタケノコの煮たのがおいしかったです。家庭的なうどん屋さんでした。

錦帯橋はお祭りでした。着くと大名行列は終わっていましたが、河川敷にはたくさんのお店が並びたくさんの人でにぎわっていました。天気も良く、屋台船が人気。気持ちよさそうに錦帯橋を見上げ、船が河をわたっていく…。

5月の終わり頃、錦帯橋で米軍基地主催のフルマラソンがあり、3度走ったことがあります。私の初フルマラソンはこの錦帯橋マラソンでした。ジョギングを始めて3ヶ月目の無謀参加。30キロ過ぎたところで動けなくなり休んでいると、私よりはるかに年上の女性の方から「頑張って!」とぶどう糖をいただきなんか元気が出て、痛い足を引きずりながら涙涙のゴールイン!4時間33分でした。あー、懐かしいなあ…。

マラソンを走っている間、茜や梓はhideさんとロープ―ウェイで岩国城へ登ったり、錦帯橋付近を散策したり。今から思えば、こんな私によく付き合ってくれたもんだ。いい家族だ―(笑)。そのお城側方向の麓の道には、ツツジがたくさん咲いています。その道をツツジを楽しみながら歩いていると、広い公園に遭遇。いろんな方向に動く、広範囲にいくつもの噴水。新緑と青空と光、水玉の一つ一つがキラキラ輝く。まぶしい…。

錦帯橋は車いすで渡れないので、手前の橋から対岸へ向かいました。どこから見ても錦帯橋は美しい。

今日は暑いくらいの陽気で、ソフトクリームは売り切れのお店が目立つ。気になりながら通り過ぎた、とてもレトロなお店。歩き疲れたのとやはりアイスが食べたく、帰り道「クリームぜんざい」の一文字に立ち寄りました(笑)小豆はちょっと大粒で、手作りかどうかわからないけど甘さ控えめの私好み。御座候の小豆に似ている。おいしかったー。

もともと明治時代旅館として建てられた築100年の建物らしいです。60数年前から食堂になったそうですよ。入り口から天井の梁とか一つ一つに歴史を感じる。店内に、台風で壊れた錦帯橋の写真がありました。昭和25年9月14日の出来事、hideさんの生まれた年じゃねえとか、良く修復できたねえ、とかしみじみじ…。

お店の入口のコックさんに、思わずにっこり。またクリームぜんざい食べたいなあと、目で合図(笑)。じゃあまたー!ごちそうさまでした。

 

 

 

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