石鯛 55cm 3.3キロ
快晴・無風・ベタ凪ぎ
コンディションは最高
船からの係り釣り(手釣り)です。
朝からメバルがポツポツあがり、
カワハギも小鯛も混じって
先ずは順調な滑り出し。
前夜のシュミレーションは
50センチの真鯛をゲットするまでの細かな手順。
夕食のメニューは鯛しゃぶをイメージして
近所のスーパーに出かけました。
鯛しゃぶ用の材料を全部買い揃えて準備は完了です。
魚が釣れなければ鳥の水炊きかキムチ鍋(笑)
それが石鯛に変るとは・・・。
それも掛けても絶対に(女性では)手で上げられないといわれた石鯛。
先ず1人がサンバソウをあげてしばらくすると・・・。
糸の先にガツンと石鯛のアタリ。
そのままグググーと引き込みがはじまりました。
引き込みに合わせて糸を伸ばせば
根(岩)に持っていかれるかも知れません。
ここからは石鯛との駆け引きと、力比べです。
石鯛の引きの特徴の一つは
引き込んだ後の浮き上がり。
このときに糸をできるだけ手繰り寄せて
その後はじっと我慢します。
手は震えてくるし
指の感覚は無くなってくるし
獲物の大きさを感じられるやり取りで
膝まで震えてきました。
道糸があがるまでに船長さんにタモ(網)の用意を頼みます。
そばにあったのは小物用なので
波の音に負けないように大きな声で「お願いしま~す」
55cm 3.3キロ
メバルと鯛は小さかったけど
まあまあの釣果でした。
2度と手に出来ない貴重な石鯛です。