旅の途中で

絵のこと音楽のこと本のことetc・・・趣味全開でスケッチスケッチ!

アラン!ドロン!

2010年09月20日 21時51分47秒 | 舞台
今日は、Hちゃんに誘ってもらって演劇?コント?を見てきました

イケテツこと池田鉄洋さんが所属する、表現・さわやかの「アラン!ドロン!」です。
私の中でイケテツさんといえば「トリック」です
トリック大好きなんですよ~~(笑)
トリックでは異様な雰囲気を発揮しているイケテツさんですが、演劇でもやっぱり異様な雰囲気を醸し出していました(笑)

どういうジャンルになるのかな?「コント演劇」みたいな感じで、一応大まかなストーリーはあるんですが、ほぼ全編ショートコントの集合みたいな感じです。

めちゃめちゃシュールなコントばかりで、かなりツボにはまりました
大好きですね、こういうの

皆さん芸達者でどのコントもおもしろかったんですが、個人的に神主編がお気に入り(笑)

めったに大阪には来ないようなんですが、また見たいな~♪

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ミュージカルは昔から好きだったので結構見ていますが、コント形式の劇は初めて見ました。
かなりおもしろいですねぇ♪くせになりそうです。

ちなみに、まじめな劇(?)は一度だけ(トーマの心臓)見た事があります。
劇の世界も結構面白そうですね。
これからも開拓していけたら良いなぁ・・・




トーマの心臓

2006年07月09日 23時23分16秒 | 舞台
今日は、友人とてけてけちゃんのお誘いで演劇鑑賞をしてきました♪

ミュージカルやバレエは好きで何回か行ったことがあるけど、演劇っていうのはまったくの初めて。しかも3時間くらいやるらしいと聞いて、「大丈夫かな~~眠たくなってきたらどうしよ~~」と、ちょっとだけ心配してたんだけど、ぜんぜん大丈夫!!どっぷりと舞台の世界に浸ってきました。

Studio Lifeっていう男性ばかりの劇団の公演で、演目は「トーマの心臓」。
今まで演劇にはあまり興味のなかった私が、誘ってもらった時に「行ってもいいかも」と思ったのは、演目が「トーマ心臓」だったから。っていうのが大きい。

原作は漫画家の萩尾望都さん。
もーねぇ、私、萩尾さんの作品が大好きで!
ストーリーは深いし、絵は抜群に上手いし・・・
中でも「ポーの一族」と「トーマの心臓」は何度も読み返したお気に入りの作品。
それが演劇で見られるっていうんだから、やっぱり興味も湧く。

ドイツの寄宿舎学校を舞台に繰り広げられる、少年達の繊細な物語を日本人が演じるんだから、違和感を感じるかも・・・と最初は不安もあったんだけど、役者さん達が役柄のイメージに驚くほどぴったり!で、萩尾さんの描く物語の世界を壊すことなく楽しめた。

特に主要人物の3人、ユーリ、オスカー、エーリクは雰囲気もばっちり★
さすが役者さんだなぁ~~と感心した。
(ちなみに、原作で私が一番好きな人物はオスカーです

あとね、舞台美術にもなかなか感心。
基本的にひとつのセットでいろんな場面を使い分けてるんだけど、アーチ状の窓を閉めたり開けたりするだけで、寄宿舎の部屋になったり中庭になったり駅になったり図書室になったりと、様々に変化する。

そのうちパターンを覚えてきて、「あ、次は部屋のシーンになるのね」とかわかるようになる(笑)

私は、豪華に入れ替わるセットよりも、ひとつのセットでいろんな風景を作り出す方が好きなんだよね。
(昔見たチェコのバレエ《演目はロミオとジュリエットだった》も、大きな長方形の仕切りの角度を変えるだけで、いろんな場面を作り出してて印象的だった)

いろんな意味でおもしろい経験だった。
演劇も結構いいかも・・・

バレエ

2005年12月01日 23時28分48秒 | 舞台
今日は久しぶりのバレエ観賞。こう見えて実はバレエ見るのが好きだったりする!
今回は東京バレエ団とシルヴィ・ギエムによるモダンバレエ。ギエムってよく聞く名前だよね。顔はとっても可愛いのに、力強い動きと鍛えられた体の線がすごい。

ギエムと男性ダンサーの二人だけで踊る演目では、男性によじ登ったり絡み付いたりするんだけど、全く体重を感じないの。重力を感じない、人間じゃないみたい…
操り人形のように踊るのが圧巻だった。
全部で4演目してくれた中で一番良かったのは、最後の「ボレロ」。
有名な曲に乗って、真っ赤な円卓の上でギエムが激しく踊る。オペラグラスで間近に見ると、彼女の体はとても真剣で力強かった。

彼女はバレエファンに絶大な人気があるみたい。カーテンコールはみんな立ち上がって、花束の嵐。でも確かに綺麗だし上手いし、私もファンになっちゃった…

バレエ

2005年08月30日 23時57分32秒 | 舞台
よく行く某ホールから、冬の公演のお知らせが来ていた。
BLAST!を見て観劇熱が高まってた時だったからタイムリーだった!
なんだかおもしろそうなバレエのお知らせがある。
ちらしの写真を見る限り、モダンバレエのようだ。

昔は時々バレエを見に行ってたんだけど、最近なかなかおもしろそうなのがなくて、足が遠のいていた。
だって、バレエ団が来日するといえば「白鳥の湖」か「眠れる森の美女」か「くるみ割り人形」なんだもん。
もちろんどれもいいんだけど、全部見たから、たまには変わったものが見たい。

だけど今回のは久しぶりに興味が持てる内容みたい。
モダンバレエというのが惹かれる(モダンって勝手に決め付けてるけど)。

今まで見た中で最高に印象深かったのが、「チャイコフスキー~光と影~」というモダンバレエだった。チャイコフスキーを主人公にして、同性愛者だった(といううわさの)彼の人生を描いたものだ。

もうひとつは、たぶん知ってる人も多いでしょう。
アダム・クーパーの男性版「白鳥の湖」。私が見たときはもうアダムじゃなかったんだけど、でもすっごく良かった!
白鳥達がすべて男性。あ、トロカデロみたいに男性がチュチュ着てるわけじゃなくって、あくまでオスの白鳥ね。
なにがすごかったって、力強い群舞が迫力!白鳥って実はすごく力強い鳥なんだ(私、外国で白鳥に近づいて威嚇されたし(笑))!と納得したバレエだった。

古典バレエも好き。好きだけど、たまには違う演目もしてほしい。
昔、バレエをしている人に聞いたんだけど、どうしても来日公演となると日本人受けする演目になるらしい。だから白鳥や眠れる~が多いらしい。


BLAST!

2005年08月28日 21時04分00秒 | 舞台
今日は、てけてけちゃんと「BLAST!」を見た!
知る人ぞ知る、アメリカのミュージックパフォーマンス集団(とでもいうのか?)の繰り広げる、音楽とダンスの舞台!
おもしろかった~~♪

内容は割りとシンプル。大げさな舞台装置があるわけでもないし、派手な衣装や演出があるわけでもない。楽器も、トランペットなどの管楽器と太鼓などの打楽器。あとはダンサー。
この3つの役が舞台の上でそれぞれに、または一緒にパフォーマンスする。

楽器を演奏するという行為に、動きをつけるだけでこんなに奥の深い舞台が作れるんだなぁと思った。
重厚な音楽に乗せて、トランペットを持った大人数の奏者が列を作ってゆっくり歩く。
激しい音楽にあわせて、太鼓をたたきながら舞台を所狭しと駆け回る。
時には太鼓のばちが剣になって戦いながら演奏する。
色とりどりの旗を持ったダンサーが、曲に合わせて旗を振りながら踊る。引きしまった体の筋肉のラインと、旗の布がひるがえる時のラインがとても美しい。
まさに「目」で感じて楽しむ音楽なんだ。

それと、構成に色を使ったのが印象的で良かった。
「バイオレット」の時のジャズっぽいムーディな世界。
「オレンジ」のにぎやかで楽しげな世界。
そしてラストにもってきた「レッド」の時は激しく情熱的で、一気に舞台を盛り上げて終わった。
ほんと、2時間の公演があっという間。もう終わり?まだもうちょっとやってくれるんじゃないの?と、ちょっと寂しい気持ちにもなった。

それにしても、それぞれの演奏者の技術には圧巻されるばかりだった。
太鼓なんて、人間業じゃないと思える速さで、2本のバチをまるでそれ自体が意思を持っているように扱っていた。

おしかったのは席かな。3階の7列目だったからね。まあ真ん中だったのは良しとしても、思いっきり上から見下ろしてる感じ。
旗とトランペットの競演なんて、本当は1階の同じ目線の高さで見たかった。
きっと、演奏者がひるがえる旗の隙間から見え隠れしたりして、もっと幻想的な感じになってたんじゃないかなぁ~?と、これは想像だけど・・・
ついでに、演奏者達が1階の客席の間を歩きながら演奏してたのも、実はうらやましかったりして(笑)

来年もまた新しい作品をひっさげて来日するらしい。
うーん、チケット取れたらまた行きたいな!(^^)ね、てけてけちゃん!