最近読んだ本

　完全なる首長竜の日　乾緑郎　著

こんど映画化されるそうですね。
私は完全にタイトル買いです（＾＾）
「完全なる首長竜の日」って、なんて魅力的なタイトル

物語も、ちょっと不思議な内容です。

植物状態になった患者の、意識の中に入る事ができるという医療が確立されている時代が舞台。

自殺未遂で昏睡状態にある弟の意識の中に入り込み、自殺を計った理由を探るために対話を続ける主人公の淳美。

そんな彼女の身の回りで、不可思議な出来事が起こり始めます。

物語は、弟の頭の中の情景や淳美の子供の頃の記憶、現在の日常生活が絡み合って、だんだん現実と非現実の境目が曖昧になっていきます。

ラストは割と予想はできたものの、最後まで不思議な空間を楽しむ事ができました。


　猫を抱いて象と泳ぐ　小川洋子　著

これも興味をそそる良いタイトルですね（＾＾）

子供の頃に、大きくなることへの恐怖を植えつけられ、成長することを止めてしまった少年が、からくり人形の中に入ってチェスをする物語です。

ものすごく美しいチェスをして、しかもめっぽう強いんですが、チェスをする時は決して人形の中から出ることなく、晴れ舞台に立つこともなく深夜のチェスクラブでチェスをし続けます。

欲を出さず控えめで、常に小さくあろうとする少年がとても魅力的です。

私はチェスも碁も将棋もできませんが、チェスの試合を表現する文章がとても美しいので、チェスの知識が無くても映像を見ているようにうっとりできます。

ほんとに、なんでこんなストーリーを思いつけるんでしょうかね～・・・


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今読んでいるのは「隻眼の少女」という本格推理小説です。

久しぶりに本格推理物。

うきうきします。

王道真心ジャパンツアー2013 その2

まだツアーは続いているので、一応ネタバレ回避という事で・・・
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真心やYO-KINGソロは、イベントで何回か見たことはあるんですが、ほとんど曲はわからないと思ったので、事前に友達にベストアルバムを借りました

でもこのアルバム、結構前に発売になっているもので、大丈夫かな～と思ってたんですが、今回のツアーが「王道」と名打っているだけあって、かなりベストから歌ってくれました

ラッキー

昨日の記事に書いた、「空にまいあがれ」や「ENDLESS SUMMER NUDE」ももちろん。
この２曲は結構有名だし、私も好きだったので聴けて嬉しかったです。

あと、「ループスライダー」の浮遊感がとても心地良かったです。

YO-KINGの歌声って不思議ですね。
結構ダミ声だと思うんですが、高音が綺麗だなぁと思うし。
冷めてるようにも、熱くもなるし。
聴けば聴くほどクセになる声だなぁと思いました。

桜井さんのギターも、熱くて格好よかったです。

「どか～ん」では、ホーン隊が振り付けをやってくれてて、お客さんも歌に合わせてダンスダンス

めっちゃ楽しかった～～

すごく可愛くて好きだなーと思ったのが、「BABY BABY BABY」と「愛のオーラ」。
生で聴いてすっかり好きになりました。
特に「愛のオーラ」良いっ

そして、今回のライブで一番聴きたくて一番感動したのが
「拝啓、ジョン・レノン」です。

この歌大好きなんですよね～～

ＣＤで聴いていると、いつも泣きそうになります。
YO-KINGの歌い方もめっちゃ愛情篭ってるっていうか、「優しい」感じがしました。

そしてコーラス！
ＣＤで聴いてた時もすごいな～めっちゃカッコイイな～と思ってたんですが、生で聴いたらもう最高でした・・・

すごいですあのコーラスの方。

一緒に行った友達は前から知っていたようで、結構有名な方のようです。
ほんと、彼女のコーラスでこの名曲がますます輝いていました。


ところで真心ってＭＣも面白いですね～（笑）

地球三兄弟や、キューン20周年ライブで、面白いっていうのは大体わかってたんですが（笑）
YO-KINGは頭の回転早い感じのＭＣで、ぽんぽん面白い言葉が飛び出してくるし、桜井さんも結構弾けてたし（三兄弟ほどじゃないですが（笑））。

ほんと行って良かった。
またツアー来たら行きたいなぁ～

王道真心ジャパンツアー2013

5月17日（金）は、大阪のなんばHatchで開催された
「王道真心ジャパンツアー2013」
を見に行きました

実は、ライブを見るまでに紆余曲折ありまして・・・

会社が終わってからダッシュで会場に向かったので、時間的にはかなりギリギリでした。
それでも開演10分前くらいには会場に着くことができたんです。

そう・・・「Zeppなんば」に・・・・

なんだか、全然人がいないなーとは思ってたんです。
もう開演間際だから、みんな中に入っちゃったのかなーとか思ってたんです。

そしたら・・・入口が完全に閉まっているじゃないですか・・・

嫌な予感を頭をよぎり、慌ててチケットを取り出してみたら・・・！

「今日の会場なんばHatchやん」

そこからはもう、友達と２人早足でなんばHatchへ移動。
これ、まだZeppが南港にある時代だったら、確実にあきらめてた状況ですね・・・
なんばHatchの近くに引っ越してくれてて良かった～～

とはいえ、Hatchの中に入ったのはすでに開演２０分後。
「あー、２、３曲聞き逃したかな～」
と思っていたら、扉の向こうから聴き慣れない歌声が・・・
「これ、YO-KINGの声じゃないよね？」
なんとまさかのオープニングアクト付きでした

という訳で、ものすごいバタバタした割には、最初から真心のライブを見れたというラッキー（？）な私達。

真心は、イベントで何回か見たことがありました。
あと、地球三兄弟で民生さんプラス状態で見ましたが（笑）単独は初めて。
前々から良いな良いなとは思っていて、いつかワンマンライブも見たいと思っていました。
期待通り、めちゃめちゃ良かったです！また行きたいです！

ツアーはまだ終わっていないと思うので、曲名は下の方に書いていきます。

ネタバレ注意
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　「空にまいあがれ」

１曲目がこれだったとき、「間に合って本当に良かった！」と思いました。
いいですねー、YO-KINGの声がほんとにどこまで高く空に舞い上がっていく感じ。

　「ENDLESS SUMMER NUDE」

２曲目がこれだったとき以下同文。

これも爽快感があって好き！
ほんとに、夏のビーチのあつーーい太陽光線と熱を感じるような歌です。

でもひそかに、Oしゃんが歌った方も思い出してたりして

で、３曲目なんだったかな～・・・

これもやっぱり以下同文で、本当に本当に神様・・・というかオープニングのバンドの方々ありがとう！と思わず感謝してしまったんだけど（＾＾；

正直ファンになりたてなので、まだまだ曲とタイトルが一致しません（笑）
次回は印象に残ったところだけ書いていくことにします。

続く～

矢野顕子 忌野清志郎を歌うツアー2013

もう一週間前になりますが、リニューアルオープンしたフェスティバルホールのオープニングとして開催された、矢野顕子さんのライブに行ってきました。

新生フェスティバルホールは、とにかく綺麗でびっくり！！



建物の中に入ると、正面に赤絨毯を敷いた大階段がドーーン！



会場の中もこんな感じ。



重厚感があります。

矢野さんのライブは今日がまったくの初めてだったんですが、実はゲストに惹かれてチケットを取りました



はい、民生さんです

ライブは、「忌野清志郎を歌う」と名打っている通り、最近矢野さんが出した清志郎のカバーアルバムを中心とした構成になっていました。

ステージのセットが、ポップでレトロなキラキラした雰囲気で可愛かったです。
ところどころで、清志郎が歌っている映像も流れたりして、両方のファンにとっても嬉しい内容だったと思います。

民生さんは、ライブの中頃に登場。
グラサンにシャツにジーパンに帽子で、いつものようにフラッと登場。

ピアノとギターだけの演奏が私には目新しくてすごく良かったです。
選曲もなかなかレアで、「スタウダマイヤー」と「MONEY SONG」を矢野さんと一緒に歌ってくれました。

「スタウダマイヤー」は民生さん自身も言っていたように、なかなか地味な曲なんですが（笑）矢野さんとのハモリがすーーごい綺麗で・・・
いい感じに心地良くなる曲になっていました

ちなみに「スタウダマイヤー」は、当時録音していた時に滞在していたアメリカでたまたま目にした苗字らしいです。
スピッツの「ロビンソン」か民生の「スタウダマイヤー」か。って言われるはずが、こちらは地味すぎてまったく話題にならなかったらしいですが（笑）

「MONEY SONG」は初めて聴きました。
民生さんが矢野さんに詞を提供した曲らしいです。
うん、確かに詞は民生さんらしいというかなんというか。
「お金がたくさんあったら幸せなのか？もっと大切な物もあるんじゃないのか？」
という感じのことを、民生さんらしくストレートじゃなく曖昧な感じで表現していました

2曲続けて矢野さんと歌った所で、最後は民生さん一人で「スローバラード」！

実は、このライブに行くと決めた理由のひとつに、きっとこれを歌ってくれるはず！という期待がありました。

民生さんのスローバラードのカバーは、本当に最高です

まさに「熱唱」という言葉がぴったりな迫力で、広いフェスのホールが民生さんの声で満たされていました。
しびれました・・・


ここで一旦民生さんは退場しましたが、最後のアンコールに再び登場。

矢野さんと2人で、井上陽水奥田民生名義の「2CARS」を歌ってくれました。
めったに聴かないんですが、改めて聴くとカッコイイ曲だった～


もちろん矢野さんもすごかったです。
ピアノをあんな風に自由に歌うように弾けるなんて、なんて素敵。
声も歌い方も「矢野さん節」全開といったところ。

あ、そうそう矢野さん1人で「野ばら」を歌った（「奥田民生カバーズ2」でカバーしてるので）んですが、これもすごい良かったです～

良いライブでした！