Gray Ray & The Chain Gang Tour

2011年～2012年にかけて行われた、民生さんのソロツアーのライブ音源CDです

このツアー、私も去年の12月に大阪で参加したんですが、もうほんとーーーーーーーーー・・・・・に素晴しい大興奮のライブだったんです

なので、ほんとはDVDも出してほしいところなんですが、まぁCDにしてくれるだけ良いか～

ライブアルバムといえば、ユニコーンで出した2009年のライブアルバムがあるんですが、これですっかり「ライブ盤」にハマりまして。
（民生ソロの「LIVE SONGS」も好きですけどね～）
同じ曲でも、聴く時は普通のCDじゃなくもっぱらライブ音源で聴くようになりました。

だから、今回のライブアルバムもかなり期待はしていたんですが・・・

実際聞いてみると、その期待を軽く超えた名盤でしたっ

目を閉じて聴くと、1曲目の「ギブミークッキー」が始まった瞬間から、あの真っ赤な照明が目の前に蘇ってきました・・・

CDよりもねっとりバージョンになっていて、強烈に格好良かった「ロボッチ」も、やっぱり濃厚。
目を閉じると、曲のラストで民生さんがギターをかき鳴らしながらステージの前に歩いてくる姿が・・・

大好きな「手紙」もやっぱり好き。
目を閉じると、客席に向かってモクモクと噴出すスモークが幻想的だったステージが蘇る・・・
（前列の人達、結構スモークに巻き込まれてたなぁ）

「かたちごっこ」「解体ショー」もよかったなぁ。
CDで聴いてた時よりグッと好きになったなぁ。
解体ショーを最後の方に持ってきたのがすごく良かった。

嬉しかったのが、大阪公演ではやってくれなかった新曲「拳を天につき上げろ」が収録されていた事。
出たばかりの新曲を、早速ライブ音源で聴けるなんて贅沢

アンコールで歌った「近未来」が、すっごい盛り上がる感じで聴いててウキウキしてきました。
アンコールの独特な空気感というのか。

そして最後の「さすらい」
今の民生さんの声で歌うさすらいを、CDに残してくれたのが嬉しいっ
ありがとうっ

欲を言えば、「御免ライダー」と「夕陽ヶ丘のサンセット」も入れてほしかったな～
どっちも大好きなんですよ。
特に「御免ライダー」。

あの疾走感が最高だったんですよね～～


ライブ音源の嬉しいところは、「うおー！」とかの雄叫びとか、「ありがとーう！」とか「しぶやーー！」とかの声が入ってるところですね。

特に民生さんの雄叫びはゾクゾクするくらい格好良いんで！！

余談ですが、ユニコーンの「スカイハイ」のイントロの雄叫びが好きすぎて、ついついそこばっか繰り返し聴いてしまいます（笑）

ライブアルバムは当然ながらライブの流れを再現している訳なんで、シャッフルするより曲順通り聴いた方が良さそうですね。

これはしばらくヘビロテです・・・・

ところで、タワレコで買ったら特典ステッカーがついてくるんですが



予想外のちっささでびっくりでした（笑）

歌詞カードに挟んでおけるので良いんですけど

北欧フェア

今日は仕事帰りに、天王寺の近鉄百貨店で開催されている「北欧フェア」に行って来ました

ちょっとだけ覗いていくつもりが、すごく素敵な北欧デザインやムーミングッズがあって、ついついフラフラと購入してしまいました・・・

今まで使っていた、イルムスで買ったキッチンクロスが結構汚れていて、そろそろ取り替えたいな～と思っていたところに、マリメッコのウニッコ柄の布が目に入りまして・・・

わーい

と早速確保して、ついでにトナカイのコースターとムーミンのクリアファイルも一緒にお家に連れ帰りました

ムーミンの原画のハンカチもあったんですが、これがとても発色の良い奇麗な色と美しい線で・・・
すっごいほしかったんですが、さすがにあきらめました

他にも、可愛い色使いのカップとかーお皿とかあったんですけども・・・！
もちろんあきらめました（笑）

北欧のテキスタイルデザインって、やっぱりすっごい素敵だなぁ～
なんだか、私の快感のツボを押しまくってくるんですよね・・・
お店にいるだけで、仕事で疲れた頭が癒されました。

いつか・・・北欧デザインに囲まれた暮らしが・・・したい・・・（笑）

お買い物をしてまっすぐ帰ろうと思ったんですが、つい本屋さんにも寄ってしまい、
「LOVE!北欧」というムック本を買っちゃいました
（ツイッターでフォローしているフィランド大使館情報で、発売されている事は知ってたんです）


さて、じっくり読もうかな。

最近読んだ本

　図書館戦争　有川浩　著

結構前から、友達にちょこちょこと借りて読み続けていたシリーズ物です。

一応本編は全4巻になっていまして、とうとう4巻まで読み終わりました・・・！
（シリーズ物って早く続きを読みたいんだけど、いざ読み終わると妙に寂しい（笑））

さらに続編があるんですが、とりあえず本編を読み終わったので区切りとして・・・


有川さんといえば、SFっぽい舞台設定に自衛隊が活躍するようなお話がいくつかあるんですが、この「図書館戦争」も、近未来の日本を舞台にした、図書館を守る「図書特殊部隊」が活躍するお話です。

図書の検閲を強行する良化委員会から、本を守るために戦う図書特殊部隊・・・なんて書くとすごいハードな近未来アクション物っぽいですが・・・
実際、結構ごりごりの戦闘シーンなんかも出てきますが・・・

実はすっごい胸キュン（笑）なラブストーリーだったりします

恋愛物にイマイチはまれない私も、これならOK

主人公の郁は、特殊部隊で働く元気な女の子なんですが、この子が良い味出してます。
この子だけじゃなく、彼女を取り巻く教官・親友・同僚・上官などなど、出てくる登場人物全てがイキイキと本の中で動き回っていました。

有川さん、きっとめっちゃ楽しんで書いてたんだろうなぁと思いました。


シリーズ終了後のあとがきで、読者から
「本を検閲する側の良化委員会（主人公達と敵対する立場）の言い分をまったく書いていないのはおかしい」
みたいな指摘を受けた事について、

「良化委員会の言い分について書くつもりはない」
という趣旨の発言があるんですが、私はその言葉に非常に共感しました。

この言葉で、有川さんの「図書館戦争」に込めた想いが伝わってきました。

草間彌生 展

今日は、大阪の国立国際美術館で開催されている「草間彌生」展を見てきました。

草間さんといえば、水玉の作品が有名が作家さんです。
壁一面に描かれる水玉は、理屈じゃなくて圧倒的なパワーをもらえます。

今回の展覧会では、いつもの水玉はあまりなく、2009年からとりかかった新しいテーマに沿った作品達が展示されていました。

美術館の壁を埋め尽くすたくさんのキャンバスの一つ一つに、無数の人の顔、目、唇、線、丸が延々と描かれています。

特に、無数の目で埋まったキャンバスは、幻覚の世界を見ているような感覚になりました。

その他、草間さんの創作風景を流している映像コーナーがあったんですが、80歳を超えた草間さんが一心不乱にキャンバスに色を重ねていく光景は、大迫力でした。

映像の中で草間さんが「ピカソやウォーホルを超えてトップになりたい」って言ってましたが・・・
どこからそんなエネルギーが湧いてくるのか・・・感動します。

新しいテーマの他に、草間さんらしい水玉の作品も置いてありました。

以下は、写真撮影OKのコーナーで撮った写真です。



美術館の入口ホールに飾ってあったオブジェ



草間作品の代名詞的作品のカボチャ



この赤い部屋には、草間さんの詞が飾ってありました。



このチューリップの部屋はすごかったです・・・
チューリップのオブジェと壁・天井一面を埋め尽くす赤い水玉・・・
ちょっと病的な雰囲気さえ漂うこの空間は、なぜかとても居心地が良くて、いつまでもここにいたいと思ってしまいました。






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今後の気になる展覧会

　「コレクションの誘惑」展

国立国際美術館が所蔵するコレクションの展示です。
ピカソ、デュシャン、カンディンスキー、奈良美智、草間彌生等など。

　「エル・グレコ」展

これは秋にならないと来ないんですが、結構大規模な展覧会になるみたいで！
すごい楽しみだな～～

最近読んだ本

　「ソロモンの犬」　道尾秀介　著

おくればせながら、最近その良さを認識している道尾さんです。

この本もまた、道尾さんらしさ爆発と言うか、最初から最後まで2転3転するストーリーにハラハラドキドキヤキモキモヤモヤさせられっぱなしです

主人公は大学生の秋内静。
同じ大学の友人達（男１・女２）と4人でつるむ普通の男子。
彼を取り巻くのは、小学生の小さな友達とその愛犬、バイト、海が近い街・・・

なんか、設定は青春小説のような雰囲気がありますが、そんな日常の中で起きてしまう不幸な事故がきっかけで、「青春」とか言ってられない裏の顔が見え隠れし始めます。

昨日まで仲間だった友人達の言動・行動に疑問を抱くようになる静。

ほんとに、読んでいるこっちも、主人公も含めた登場人物全ての言動に「裏」が見えてくるようで怖かったです。

それにちょっとしたセリフの言い回しが、後々わかる真実の伏線になっていたりして、気が抜けません。
道尾さんはやっぱりすごいです。


読み終わった後、これはミステリーかもしれないけど、やっぱり青春小説かもしれないなと思いました。

一年

東日本大震災から１年が経ちましたね。

去年の今日、14時46分に大阪でも地震を体感しましたが、その後家に帰ってテレビをつけるまでは、まさか東北があんな事になっているとは夢にも思っていませんでした。

そして一年後の今日、大震災に対する気持ちに、「悲しみ」に「怒り」が強くプラスされているのは、原発事故があったから・・・
せめて、せめて原発がなければ、もっと復興に邁進できたはずなのに。と思うと腹立たしい。

もちろん事故の影響は、東北だけじゃなく西日本に住む私達にもあるわけですけども。
これからこの国は、いろんな厳しい事を経験するんでしょうけれど。

心が折れないような私になれたらなぁ。

と思った「３．１１」でした。

新曲・・・！

会社のお昼休み、「あ～だるいなぁ～」と思いつつネットを流し見していたら・・・

ユニコーン、アニメ「宇宙兄弟」の主題歌書き下ろし

という記事を見つけて、一気にテンション上がりました

しばらくユニコーンの新曲は出ないだろうなぁと思っていただけに、いきなりの新曲発表嬉しかったです♪

しかも、阿部さん作曲・民生さん作詞／ボーカルだそうで。

民生さんの書く詞がすっごい好きなんですが、原作があるものにつける詞がどんな感じになるのか、めっちゃ楽しみです。

しかも民生さんボーカルだし

阿部さんも、宇宙に似合う（？）壮大な曲を書いたのかなぁ。

・・・このアニメ、日曜朝７時なんていう時間に放送されるそうですが・・・
日曜の早朝に民生さんの声がテレビから流れるのか～・・・

・・・・・（想像中）・・・・・

なんだか、こゆい朝だなぁ～～（笑）


アー写もカッコイイですね！
JAXAの青いつなぎを着て、月をバックにした写真。

しかしつなぎは、ツアーの衣装で見慣れているのであった・・・・


やっぱり彼らはつなぎが似合うな！

民生さんなんかちょっと若返った感じがする。
カッコイイな！

川西さんのポリシックスみたいなグラサン（？）はナンなんだろうな！（笑）


「宇宙兄弟」って、漫画は読んだことないんですが、確か実写映画化されるって話題になっていた漫画ですよね。
本屋さんに行くと、結構大きく宣伝されているのを見ます。

とりあえず放映が始まったら見てみます。
もちろん、日曜朝７時に起きるのは無理なんで録画で・・・

最近読んだ本

　夢のカルテ　高野和明・坂上仁志著

去年めっちゃ話題になっていた「ジェノサイド」の作者、高野和明さんです。
この本は、坂上仁志さんによる原案を高野さんが本にしているそうです。

「13階段」や「グレイブ・ディッガー」、「ジェノサイド」などの硬派でスピードのある、例えるなら『男性的』な高野さんに慣れていると、この本はちょっと意外が感じがするかもです。

主人公は、他人の夢の中に入れるという特殊能力を持つ夢衣と言う女性。
彼女はこの特殊能力を活かして、夢分析のカウンセラーをしています。
そこに、ある悩みを抱えて不眠症になってしまった刑事が尋ねてきて・・・

というのが第一話で、後はこの2人を軸にした短編集になっています。
色んな悩みを抱えた患者と事件が絡み合い、そこに夢衣と刑事の恋愛も入ってきます。

高野さんにしてはちょい「地味」な印象はありますが、内容がしっかりと濃いので、
推理物としても、ミステリーとしても、恋愛物としても楽しめました。


それにしても私みたいな単細胞は、夢衣が刑事との恋愛を
「お互いの過去の経験」の影響を受けているのでは・・・と悩むくだりなんかは、

「ええやん別にいつだって誰だって、何かの影響を受けながら生きてるんだしさ！好きならそれでええやんか！じれったい！」

と、心の中で叫びながら読んでいました（笑）

私ってほんと単細胞・・・

男性の高野さんの方がよっぽど繊細なのでは・・・

okuda tamio tour 2011-2012～おとしのレイら～ 今さら②

民生さんのライブアルバム特設サイトがオープンしたそうで。



で、壮絶にカッコいいライブ写真がたくさん掲載されておりまして、ついついデレデレと見てしまいます（笑）
ついでに、ライブ感想文がまだ未完だったことも思い出しました

という訳で続きです。

人間

ダンス・ハ・スンダ
（サディスティック・ミカ・バンド）

今回のツアーの主役、還暦を迎えたベーシスト小原礼さんと民生さんの2人でボーカル。

サディスティック・ミカ・バンド・・・名前は聞いたことある・・・ていう程度なんですが、なんか格好良い曲でした

ところで私は、他のミュージシャンの歌を歌う民生さんが、めっちゃ好きです。
スピッツの「うめぼし」とか、キヨシローさんの「スローバラード」とか、陽水さんの「最後のニュース」とか・・・

人の歌を歌いこなす民生さんは、めっちゃ上手いですよね！

還暦ロック
（監獄ロックの替え歌）

愛のボート

民生さんお気に入りの曲。よく好きだ好きだ言ってますよね～

MANY

最後のニュース

カバーですね～
大好きですよこれ。

ただ、そもそもが早口言葉みたいな歌詞なんですが、梅田芸術劇場の音響のせいか？
イマイチ歌詞が聞き取れなかったのが残念～

解体ショー

ライブ終盤にこれもってこられると、気持ちもググーーンと上がります
民生さんってほんとにライブをするのが大好きなんだな～と感じます。

♪きみんとこに行くまで　だんだんすごくなるよ～♪

なんて歌われたらもうね～

御免ライダー

嬉しい！御免ライダー聴きたかったので♪
曲の最初から突っ走っている疾走感がたまらないです。

明日はどうだ

盛り上がって好き！
でも、これが来ると「終わりだ～」って感じがして悲しい・・・

アンコール１
近未来

アンコール２
さすらい

ダブルアンコールでやっと、いわゆる「誰でも知ってる」代表曲の登場です（笑）
「イージュー☆ライダー」もやってないですね。

でもやっぱり、何回聴いても良いものは良い・・・
「ああ、本当に終わっちゃうんだな～」と、泣きそうになりました

ダブルアンコールで登場した時、民生さんは缶ビールを持ってたんですが、最前列の男性にあげたみたいです。

民生さんの飲んでた缶ビールもらったお客さん・・・う、うらやましい・・・

衛生面を考えたら洗って保管するべきなんだろうけど・・・
ああでも・・・！！
と、もらってもいないのにしばらく悩んでいた私はアホです・・・



今回のライブはDVDにはならないみたいです。
まぁでもライブCDを出してくれるから良いか・・・
なんか、「民生さん進化してる・・・？」ってくらい素晴しい歌声でした。

これはあくまで素人ファンの勝手な解釈ですが・・・



ユニコーンを再始動して、昔の曲や他のメンバーが作った曲を歌うことで、ますます声に深みと厚みが増しているのでは・・・なんて思ってしまいました。
エラそうにすみません。

以上、完結です。