旅の途中で

絵のこと音楽のこと本のことetc・・・趣味全開でスケッチスケッチ!

ニューシングル&ニューアルバム

2011年03月31日 23時53分26秒 | ユニコーン
ユニコーンの新しいシングルとアルバムの詳細が出ました

 NEW SINGLE 「デジタルスープ / ぶたぶた」
2011年4月27日(水)発売

 NEW ALBUM 「Z」
2011年5月25日(水)発売

シングルのカップリング「ぶたぶた」は、赤塚不二夫さんの映画の主題歌なんですよね~
確か阿部さんの作詞・作曲だったはず。

「デジタルスープ」は誰が作ったのかな。
なんとなく民生臭がしますが

さらに初回特典には、ロサンゼルスでのレコーディングの映像がつくそうで
こちらも楽しみです♪

そしていよいよアルバムですね~
「シャンブル」から2年ぶりとのことで。
そっか、ユニコーンが復活してから2年経つんだなぁ~(感慨深い)

またまた名曲ぞろいなんでしょうね!
個人的には「SAMURAI 5」という曲が気になります・・・
自己紹介ソングだったりして?
やっぱり男ばっかりのグループは、侍になりたがるんですかね?(笑)

早く聴きたい。そして元気を注入したいです





最近読んだ本

2011年03月30日 22時44分52秒 | 
麒麟の翼 東野圭吾 著

待ちに待った東野さんの新刊。
しかも、あの加賀恭一郎シリーズです。

東京近郊に住んでいる人にはなじみ深いんでしょうか、今回の事件の舞台は日本橋です。
胸に刃物が刺さったままの男性が、日本橋の麒麟像にもたれかかるようにして死んでいるのが発見されるところから、物語は始まります。

ほどなく、被害者の財布を持った男性が発見され、警察はこの事件をさっさと終わらせようとするんですが、加賀刑事は「まだ何も終わっていない」と言って捜査を続けます。

加賀シリーズの面白さは、推理はもちろんなんですが、事件の被害者と加害者をとりまく人間模様を丁寧に描いているところだと思います。

今までの「赤い指」も「新参者」もそうですが、加害者の身内はもちろん、被害者の身内さえも時に世間から白い目で見られ、苦しみ続ける事があると教えてくれます。

加賀刑事の「事件の終わり」は、加害者と被害者の身内として苦しんでいる人達の救済も含まれているんですね。

ドラマの影響で本を読んでいる間は、阿部寛(加賀刑事)と溝端淳平(松宮刑事)が頭の中で演技していました(笑)


たぶん最後の御挨拶 東野圭吾 著

そんな東野さんのエッセイです。
産まれた時から直木賞を受賞したくらいまでの人生を綴ったものです。

今ではすっかり人気作家の東野さんが、ことごとく文学賞にふられ続ける心境を、面白おかしく描いています

でも、題名にもあるようにエッセイはもう書かないそうです。
ミステリーに専念するためだそうですが、うーん、それはそれで残念だな~

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今後も、6月にガリレオシリーズ(これも待ってました)、9月にまた新しい主人公で1作出版されるので、めっちゃ楽しみです


金子みすゞ展

2011年03月29日 22時09分28秒 | そのほかのこと
クレー展を見に行った日、同じ京都の大丸ミュージアムで「金子みすゞ展」が開催されていたので、行って来ました。

あまり詩の世界に詳しくない私は、彼女の事も名前を知っているくらいで興味があった訳ではないんですが、一緒に行った友達が招待券を持っているというので、せっかくだからと行って来ました。

行って良かったです。
こんなに素敵な詩を書かれる人とは思いませんでした。

最近CMで話題になっている、「こだまでしょうか」の影響もあるのか、会場は予想以上の混み具合でした。

金子みすゞの詩からは、いっぱいの優しさが溢れていました。
人に対する優しさだけじゃなくて、植物や魚や石ころに対しても暖かいなまざしを注いでいるんですね。

彼女の人生を見ると、結婚に関しては決して幸せではなかったようです。
家の商売のために家の決めた男性と結婚したけれど、夫は浮気はするわ、みすゞが詩を書くことを禁止するわ、離婚できたと思ったら子供を取り上げようとするわ・・・

そして結局みすゞは、26歳の若さで自ら命を絶ってしまいます。
あー、思い出すだけで腹が立つ


会場に展示されていた詩の中で、私が一番感動した詩です。

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「つゆ」


だれにもいわずにおきましょう

朝のお庭のすみっこで

花がほろりとないたこと

もしもうわさがひろがって

はちのお耳へはいったら

わるいことでもしたように

みつをかえしにゆくでしょう

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なんて繊細すぎる詩なんでしょうね・・・
思わず涙がじわじわきました。




パウル・クレー展

2011年03月28日 21時12分17秒 | アート
この週末は、京都国立近代美術館で開催中の「パウル・クレー展」を見てきました。

なんと、クレーの作品だけをたくさん見せてくれるという、贅沢な展覧会でした。
私はクレーが大好きです。
一緒に行った友達にも、「まるさんの絵ってクレーと雰囲気が似ている」と言われましたが、はい、はっきり言ってかなり影響は受けています(笑)

もちろん、クレーと似ているなんて恐れ多すぎてとんでもない事なんですが、影響は受けているので雰囲気は似ているかもしれません。
あくまで「雰囲気」ね(笑)

まぁそんな訳なんですが、展覧会ではただ絵を並べるだけじゃなくて、作風によってコーナーを分けていて、とても見やすかったです。

クレーの絵の特徴として、「油彩転写」という技法があるんです。
見た目版画っぽい味わいが出るんですが、実は油絵を使って別の紙に絵を転写する方法なんです。
この技法はクレーが開発したものなんですが、ちゃんとやり方もビデオで再現してくれてて、とても興味深かったです。
私も挑戦してみたい・・・

クレーは、たくさんの色をまるでモザイクのように並べて絵を描く事が多いんですが、生で見るとその色達の美しいこと・・・・
それぞれの色が輝いているので、それがモザイク状に並んでいると圧巻です。

クレーは、せっかく仕上げた作品を切ったり別の作品とくっつけたりして、常により良い作品を生み出そうとしていました。

クレーにとって作品は「出来上がる」事がなかったのかもしれません。

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ところで私事ですが、6月と9月の2回、大阪にあるギャラリーの企画展に参加する事になりました。

とくに6月の方は、作品の売上げを東日本大震災の義捐金にあてるという趣旨があるので、気合が入ります。
芸術を通して何かお手伝いができたら良いなと思っています。

また詳細が決まったら改めて報告させて頂きます。



上を向いて歩こう

2011年03月27日 22時35分13秒 | GOS(文・絵)
今日は、ゴスが出演するというので、フジテレビのFNS音楽特別番組「上を向いて歩こう」を観ました。

19時から3時間の生放送。
東日本大震災のチャリティ音楽番組です。

ゴスは3組目、槇原敬之さんの次でした。
選曲は、予想通りの「さらば涙と言おう」。
カバー曲ですが、今のみんなに対するエールになると思うし、良い選曲だったなーと思います。

生で見るゴスは本当に久しぶり。
決して楽しい音楽番組ではないので、5人とも笑顔はほとんどありませんでしたが、被災されたゴスファンの方達が今この瞬間に、5人の姿を見れたら良いなぁと思いました。

アカペラで歌った「さらば涙と言おう」は、本当に本当に素晴しい出来だったと思います。
みんな噛み締めるように歌っていましたね。

ところで、この歌は5人での歌い継ぎになるので、北山さんがリードを歌う時はヤスがベースを歌うんですが、このベースがめっちゃ響いてて良かったです・・・
ヤスのベースも、すごい板についてきましたね~



ゴス以外で言うと、槇原敬之さんの「遠く遠く」が良かったです。
詩が沁みました。



あと、かなり聴き入ってしまったのがエレファントカシマシの「悲しみの果て」です。
はずかしながら、グループ名しか知らなかったんですが、ボーカルの声とか歌い方はかなり私好みでした・・・というか、どストライクでした
歌詞もすごい良かったし。

うーん、ちょっと他の曲も聴いてみたい・・・
遅すぎますが、要注目です・・・



スガさんも出てて嬉しかったです。
「Progress」を歌ってくれましたが、やっぱりスガさんの声は心地良い・・・



AIさんの「Story」が聴けたのも嬉しい。
大好きです、この曲。
思わずテレビの前で熱唱しちゃいました。



次はどこでゴスを見れるかなぁ




見守っている

2011年03月26日 01時36分58秒 | おえかき

この


星を


いつも


見守っている

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→大きめサイズはこちらから

Photoshopにて作成。

最近、フォトショでコラージュ作品を作り始めました。
コラージュって、自分では思いつかないような構図や題材が自然とできてしまうんです。
ここからまた、絵画作品に発展していけたら・・・


昨日、宮崎出身の方と夜ご飯を食べて話をしました。
東日本大地震が起こって、すっかり忘れられているような感じになっていますが、
新燃岳の噴火による被害はまだ続いているとのこと。

忘れてはいけない事が、いろいろあります。




早く暖かくなってほしいですね

2011年03月22日 00時14分44秒 | そのほかのこと
暖かくなったと思ったらまた寒くなる・・・
早く本格的に暖かくなってほしいですね、東日本のためにも。

と、超寒がりの私は、現地の寒さを想像するだけで自分が凍えそうです・・・;;

海外からの、日本に対する支援の輪や声援が想像を超えていて、正直びっくりしています。
昨夜見たサッカー番組で、海外の試合の模様を放送していたんですが、試合前に黙祷をしてくれたり、日本人選手に声援や励ましの歌を送ったり、大型ビジョンにメッセージを映してくれたり。

台湾では4時間のチャリティ番組を放送してくれたそうで。
中東やアジアなどの貧しい国の人達も、募金をしてくれているという話も聞きました。
1日の収入が2ドル程度という方達が、その貴重なお金を分けてくれる、その気持ちが暖かいです。

もちろん日本国内でも、色々な募金・支援活動が広がっていますが。




その反面、正直腹立たしい話も聞きます。

西日本でも、なぜか買い占めが行われているというニュースは知っていたのですが、先日行った某大手スーパーで、カップラーメンの棚がほぼ空になっていたのを見た時に、
「こういう事・・・?」
と、ガックリしました。

実際に、トイレットペーパーやボックスティッシュをダンボールごと店員さんに運ばせている男性も見ましたし(まぁ、もしかしたら本当に何らかの理由で大量に必要だったのかもしれませんが・・・)。

それを注意できない私も情けないんですが。

西日本で買い占めなんて、はずかしいからやめましょうよぅ~




あと腹立たしいのは、セ・リーグの開幕問題ですね。

選手達が「まだ野球をやれる時期じゃない」って言ってるのに、なんで無理やり3月中に開幕しようとするんでしょうね。
選手も試合に没頭できないし、ファンも心から楽しめないというのに。

しかも、節電しなきゃいけない時期に東京ドームでナイターだなんて・・・
国民感情を逆なでするだけなのに。

それが、一人の横暴なオーナー(「たかが選手」発言の人・・・)の意見が通っていると思うと、心の底から嫌~な気持ちです。
主役は選手なのにね・・・

選手会は、あくまで延期を申し入れているようですが、ぜひ粘ってほしいです。

開幕を4月に延期したパ・リーグや、全チームの足並みが揃っているサッカーの方が、良識があって人間らしいなーと思ってしまいます・・・
阪神ファンなので悲しい・・・




もやもやしつつ、ずっとブログを更新できなかったので、今日は書かせてもらいました。

そんなもやもやした日々の中でも、東北の友達の無事が確認できたという、めっちゃ嬉しい事もありました。

ほんとに、よかったよかった!!



歌を聴けるという幸せ

2011年03月14日 00時25分41秒 | GOS(文・絵)
3月14日と15日の、ゴスの佐世保・福岡公演はどうするんだろう?と思っていたら、延期になりましたね。

難しい問題ですね。
酒井さんは「歌い手」として、こんな時だからこそライブで元気を分けたかったようですが、どちらの決断も正しいと思います。

こういう時だからこそ、予定通りライブを行って会場のみんなと気持ちを一つにするのもアリでしょう。

私も、どちらかというと予定通りライブをしても良かったのでは。
と思ってました。

でも、GosTVに掲載されたメンバーのコメントにあったように、
「このまま公演を行っても観にきて下さる皆様と喜びを共有できないという考えに至りました。」
という考えもすごくわかります。

どちらの気持ちも支持したい。

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私、地震が起きてから一度もゴスを聴いていない事に気がつきました。

家には電気も通っているし、水道も出ます。買い物も普通にできます。
携帯もパソコンも使えます。

そして、音楽も好きなだけ聴けるという、この当たり前の幸せ。

音楽を聴きながら、自分にできる事をやっていきたいです。

被害に遭われた皆様の日常が、早く戻ってきますように・・・



草食男子?

2011年03月10日 21時47分02秒 | GOS(文・絵)

「俺たち野菜三兄弟!」

って・・・なんだよ君達、可愛いじゃないか(笑)
なんか最近、野菜サラダばっかり食べてるみたいですね?(「スタぶろ」より)
たまに四兄弟になるそうですが・・・誰だろ~?

北山さん、てっちゃん、ヤスあたりか・・・
たまに混じる残り一人は酒井さんか・・・?
(黒ぽんは、なんとなくやらなさそうな気が・・・(笑))

なんだろう、もしかしてダイエット?(北山さん省く)
もうすぐシングルやアルバムのジャケ写を撮るから?
次のテレビ出演では、スッキリスリムな彼らが見れたりして?

でも、この寒いのにサラダだけだと体が冷えそうなイメージ~
それに、お腹ももつんだろうか・・・?
私もたまに野菜だけの夕食とかしますが、結構すぐに小腹が空きます(そして結局スナック菓子を食べる(笑))

そのうちヤスが、自分家で取れた野菜とかを差し入れに持ってきそうですね(笑)







最近読んだ本

2011年03月09日 22時58分41秒 | 
「クジラの彼」 有川浩 著

有川浩さんの甘い甘い恋愛短編集です。
とはいえ、有川さんらしい「自衛隊もの」です(笑)
舞台は全て自衛隊で、自衛隊員と一般人や自衛隊員同士の物語ばかりです。

実は表題にもなっている「クジラの彼」を始め数点は、過去の長編で登場した人物達の「その後」を描いています。

潜水艦乗りの活躍を描く長編「海の底」の中で、私が一番好きなのが「冬原春臣」という潜水艦乗りなんですが、これがいつもニコニコ(ニヤニヤ?)してて人当たりと要領の良いタイプなんだけど、結構皮肉屋で辛らつなヤツという、良い性格してるんです。
(私のツボにはまりやすいタイプなわけです(笑))

で、そんな彼の恋愛を描いたのが、表題作の「クジラの彼」と言うわけです。

これが読みたくてkazuhaちゃんに借りたといっても良いくらいですが(笑)、他の作品もそれぞれとっても面白かったです。

「ロールアウト」もすごく面白かったです。
空自を描いたものですが、輸送機のトイレ設備についての問題が軸になっていて、視点が興味深かったです。


「謎解きはディナーのあとで」 東川篤哉 著

こちらもkazuhaちゃんにおススメしてもらって借りました。

はい、おススメ通りめっちゃ面白かったです(笑)
刑事という職につきながら、実は大富豪のお嬢様という主人公と、彼女に仕える執事が事件の謎を解いていく短編集です。
設定からしてコメディタッチなんですが、漫才のような会話とかお約束のおバカな警部とか、面白すぎてニヤニヤしながら読んでました(笑)

でも謎解き自体はちゃんと本格的で、「うーんなるほど~!」と納得&唸らされます。



そういえば数年前に、筒井康隆原作の「富豪刑事」っていうドラマがありましたが、それを思い出しました。
あれも面白かったんですよねー・・・

「謎解きはディナーのあとで」も、ドラマ化できそうですよね。
いつかぜひ!
執事役は誰が良いかなー(妄想中)