旅の途中で

絵のこと音楽のこと本のことetc・・・趣味全開でスケッチスケッチ!

ちっちゃなちっちゃな油絵

2012年07月29日 19時21分55秒 | アート
ギャラリーのグループ展用に出品した油絵2点です。

グループ展のテーマは「空」と「夢」です。

SM(サムホール)サイズという、とっても小さな小さなキャンバスに描いています。
小さなキャンバスって、案外難しいんですよね。
大きなキャンバスの方が、自由に描けるし表現しやすかったりします。

ちなみに、テーマを与えられて描くのは、意外に楽しかったりします。

2012年7月製作/SMサイズの油絵


「夢」の方は、この秋にカナダで開催されるグループ展の方に飾ってもらいます。
さすがに私は、カナダまでは行けないけど・・・

私、まだカナダには行った事がないんですよね~
私より私の作品の方が先に行っちゃうとは・・・!

いいなぁ。





最近読んだ本

2012年07月23日 22時03分07秒 | 
 犬はどこだ 米澤穂信 著

米澤さんは、前からちょっと気になる存在ではあったんですが、「ボトルネック」だけしか読んでいませんでした。

「犬はどこだ」も前々から気になっていて、今回やっと読めました(他にも気になる本がいっぱいありすぎて・・・)。

米澤さんは、もともとライトノベルズ出身の作家だそうで、そのせいか文章もとても読みやすかったです。

銀行マンとして都会で働いていた主人公が、体調不良をきっかけに銀行を辞めざるをえなくなり、田舎に戻って調査事務所を開くところから物語が始まります。

その調査事務所というのが「犬探し専門」。

が、なぜか飛びこんでくる依頼は「失踪人探し」「古文書の調査」など犬とはまったく関係無い物ばかり。
おまけに、「探偵に憧れている」という高校時代の後輩が、おしかけ調査員として転がり込んできたりしながらも、結局流されるまま全てを受け入れてしまう主人公。
(元々、調査事務所を開いたのも知人のススメでなんとなく。という受身っぷり。)

探偵物で、こんなダラダラしたヤル気の無い探偵も珍しいかも(笑)

人生に「つまづいてしまった」主人公が、イマイチヤル気を出せないままに調査を進めていくんですが、事の真相にせまっていくうちに、段々と生気を取り戻していく感じがよく伝わってきて良かったです。

そしてこの「真相」っていうのが、なかなか意外で面白いんですよね~。
ネットをやっている者として、思わずゾクっとする内容も出てきたりして。


道尾さんや東野さんなんかと比べると、人物描写が軽いかなという印象も受けますが、とりあえずこの「犬探し専門」探偵は、ぜひシリーズ化してほしいです。
回を重ねるごとに主人公が成長していく感じがします


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次は道尾秀介さんの「光」です。

この本売れているのか、なかなか見つけられなかったんですよ!
今日寄った本屋さんに、1冊だけありました。

楽しみだな~




ソウルパワーなにわサミット2012

2012年07月22日 22時49分57秒 | GOS(文・絵)
昨日は、大阪のグランキューブで開催された「ソウルパワーなにわサミット2012」に参加してきました

ソウルパワーもなんだかんだで今年7年目。
今のところ皆勤賞。
「ソウルミュージック」という括りと、出演者が大体一緒という事もあって、下手するとマンネリになっちゃう危険もあると思うんですが、ほんと毎年色んな趣向で、飽きずに楽しませてもらえてます

そして今年も濃かったですよ・・・
洋楽も多かったからか、いつもに増してソウル色が濃かった印象。

私はソウルミュージックに詳しくないので、なんだかよくわからないネタもたくさんありましたが(笑)
特にアンコールのダンス☆マンが扮する司会者の辺りとか、元ネタを知らないので「?」でしたが

それはそれで関係なく、濃厚な歌とダンスを楽しんできました

ああいうの、詳しい人からしたら「たまらん演出・・・!(涎)」なんでしょうねぇ~
ちょっと羨ましい。

なにわサミット千秋楽のアーティスト

1.鈴木雅之
  +鈴木聖美 +内田勘太郎 +桑野信義

2.May J.

3.クリスタル・ケイ

4.ゴスペラーズ
  +May J. +ダンス☆マン

5.S.O.S
  +川端要

~アンコール~

6.ゴスペラッツとか、あと全員出てきて色々。

こんな感じ?

そしてゴスについて。
久しぶりに見るゴスは、全身緑のスーツでした。
もう明けましたけど、梅雨の時期に映える緑。アマガエルのよう。

セットリスト

1.シークレット

もちろん新しいバージョンです。すっかり振り付けも板について(ファンも)。

2.Saving All My Love For You (+May J.)

ここでMay J.を迎えて、追悼の意味を込めてホイットニー・ヒューストンの歌を。
しかもアカペラ!かっこよかったですよ~
最後に、黒ぽんが「ボディーガード」の主題歌をちょろっと歌ったんですが、これがすごいよかったです。
うーん、一曲丸々聴きたいなぁ。

3.Up Up And Away

せっかくMay J.がいるので、ここで最新シングルのカップリングを。
CDで聴くより好きだな~と思いました。
レトロな曲調がすごい心地良かったです。

4.君といるだけで

そして最新シングル。
明るくて爽やかな曲。
しかし実はあまり印象に残っていません。だってだって次が・・・

5.赤ちゃんこんにちは21(+ダンス☆マン)

もはや、ソウルパワーにいなくてはならないダンス☆マンの登場。
彼が出てきたからには、何か面白い事をやらかしてくれるんだろうなと期待していたら、なんと「ヘリウムミルク」(要はヘリウムガス)をゴス全員に配って、皆にチューチュー吸わせて歌わせました(笑)

やはり期待通りの変化はヤス(笑)
全身緑な事もあって、なんかカエルのキャラクターか?!ってくらい、見事なヘリウム声になってました
いや~めっちゃ笑った・・・

北山さんが、歌ってるうちに段々いつもの低音に戻っていくのも地味に面白かったです。

6.ギリギリSHOUT!

これが、今年のソウルパワー一番の衝撃でした
最初は、なんか昔の曲のカバーなんかと思ったんですが、どうやら新曲らしい!

しかもしかも、めっちゃアップテンポで激しく踊りまくり
「1.2.3 for 5」よりも衝撃的。

すっごい好きです
最近ちょっと爽やか系に寄りすぎてて、消化不良を感じてたんですが・・・こういうのを待ってたんです

次のアルバムはぜひ、私的№1の「D9」を抜く勢いの濃い~~物を!

7.狂詩曲

これも久しぶりに聴きました。
相変わらず大好きです。カッコイイ~~

アンコール.Love Machine

出演者全員が舞台に揃っている中でのLove Machine。
まさかここで歌ってくれるとは思ってなかったので、めっちゃ嬉しかったです。

北山さんと佐藤善雄さんの、ダブル低音での唸りが痺れました

出演者全員でのカクカクダンスもよかったです(笑)
川畑くんがちょっと戸惑い気味(に見えた)なのもよかったです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近テレビ関係見逃しまくりで、曲もあまり聴けてなかったんですが、やっぱりライブだよねライブ~と実感しました。

MCも相変わらず面白すぎて爆笑だったし・・・




151人展はじまりました

2012年07月19日 22時06分09秒 | アート
7月16日(月)から、大阪は谷町六丁目にある「art gallery そら」にて、「151人展」が始まりました。

 展覧会の案内はこちら



夜に行ったのでなんかよくわかりませんが(^^;
こじんまりとした良いギャラリーなんです。

私は、去年に続いて2回目の参加です。

「そら」という一つのテーマに沿って、151人の作家さん達が、SMサイズの小さな小さなキャンバスに、思い思いの「そら」を描いています。

私は油絵なんですが、水彩・陶器・写真・布・立体etc・・・
色んな表現が溢れています

ストレートに空を現したもの、心の心象風景を現したもの、間接的に空を表したもの・・・
描いた人達の心に寄り添って見てみると面白いかも。

ちなみに作品は1枚5,000円で買うことができます。


もしお近くにお寄りの際は、ちょっと覗いてみてはいかがでしょう





そろそろ・・・

2012年07月16日 22時43分02秒 | GOS(文・絵)
最近、ゴスの話題に全然追いついていけてません

ミュージックフェアーも、先々週はしっかり見逃してしまって、先週(一昨日)やっと見れました。

「君といるだけで」は、一昨日やってくれたので見れてよかったですが・・・
先々週は誰かとコラボしてたのかな?
何歌ってたんだろう~

(それにしてもMF、出演者多すぎだよね・・・
もっと少人数でみっちりやってほしいなぁ・・・)


CDも買ったんですけどね、なかなか聴けず。
まぁPVは何度も見てるんですけども

あのPVはかなりお気に入り♪
ニセゴスが良い味出してるわ~(笑)
でも実はあのニセゴス、ヤスと黒ぽん、酒井さんと北山さんがどっちがどっちか最初わからんかったんですが・・・(って、てっちゃんしか見分けついてないじゃないか)


しかもいつの間にか、ソウルパワー東京サミットが始まり、今日は夏フェスにも参加してるし・・・

でも、いよいよ今週末はなにわサミットが始まるし、秋からのツアーも発表されたし、これからじわじわ追いついていきたいと思います






対談!

2012年07月14日 23時36分35秒 | OT
今日発売の「bridge」で、民生さんと星野源さんの対談を読みました。

これが思っていた以上のボリュームで、読み応え&見ごたえたっぷり!
表紙だし、インタビューは(写真も入れて)約30ページくらいあるし!

星野源さんって実は全然知らなかったんですが、最近よくお名前を目にします。
(SAKEROCKってグループ名は名前だけ知ってる)

知らない・・・って思ってたんですが、去年放送していた、クドカンの「11人もいる!」っていうドラマが大好きだったんですが、そこにも出てらっしゃいました・・・
なんか、良い味出してる役者さんだなぁ~しかも歌上手いし。
と思ってたんですが、あの方が星野さんだったんですね~失礼しました

星野さんは31歳で、民生さんとは16歳差なんですが、小学生の頃からユニコーンの大ファンだったそうで、インタビューでも民生さんの発言に対する反応が「たんなるファン」で面白かったです(笑)

民生さんも、すっごいリラックスしてるのかめっちゃしゃべってるし笑ってるし、なんだか楽しそう。

ユニコーンの話も色々出てました。
電大の3人には相変わらずのどSっぷりを発揮していましたが(笑)

高校生の頃のバンド像とその後の方向転換。
「音楽」を仕事にする事に対する気持ち。
これからの不安などなど・・・

和気藹々としたインタビューでしたが、何気に深い発言も多くてよかったです。

民生さんも星野さんも、「恥ずかしい」と思いながら音楽やってるっていうのが、なんかイイなぁと思います。

きっとそういう人って、「勘違い」しないと思うんで。


写真もステキ

古い日本家屋で撮影しているんですが、2人とも縁側とか畳とか木枠とか金魚鉢とかが異様に似合いますね(笑)

そういえば、9月に行くENDLESS SUMMER BREEZEで民生さんと星野さんを見れるんだった。
楽しみ~




ロックロックこんにちは!

2012年07月13日 23時56分12秒 | 音楽
8月24日にZepp NAMBAで開催される「ロックロックこんにちは」に行ける事になった~

・・・と言ってもあの激戦チケット、私ではなく友達が当ててくれたんですが(笑)
私はもちろん!先行予約はすべて全滅でしたとも・・・
「持ってる」友達でよかった・・・ありがとう

ロックロックといえば、スピッツが主催。

すごいよね~~あのスピッツ!を生で見れるんだから~
しかもZEPPですよ
比較的狭いハコで見れるなんてすごい~~(スタンディングなのが非常に不安だけど~)

実は、ロックロック10周年の時に一度見たことがあります。
(その時も私ははずれて、その時一緒に行った友達が当ててくれたんだったよ・・・)

スピッツの他にも、民生さんに吉井さんにミスチルに真心と、かなり豪華メンバーでした。

そして今年も豪華メンバーです
スピッツを見れるだけでもすごいのに、YO-KINGやチャットモンチーが出ます。
あ、民生さんと吉井さんはナビゲーターで参加。
噂では、アーティストの入れ替えの間に、コントまがいの場つなぎをするらしいですが。

歌わない・・・のかな(笑)

面白いからいいけど。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おっとそういえば、これが移転後初のZEPP NAMBA参加になるんだ私。

ZEPPが南港から街中の難波に移ってくれて、すっごい便利になったな~
中はどんな感じになってるんだろう。楽しみ。



最近読んだ本

2012年07月09日 23時09分31秒 | 
 シャドウ 道尾秀介 著

道尾さんの本もそれなりに読んできたつもりでしたが、まだこんなに面白い本を見逃していたとは
という感じでした。

「本格ミステリ大賞」を受賞した作品です。

母親を病気で亡くしたばかりの少年凰介。
その傷がまだ深いうちに、次々と不幸な事が襲い掛かってきます。

家族ぐるみで仲良くしていた少女亜紀の母親が自殺。
亜紀自身も事故にあって怪我をしてしまいます。

さらに、精神医学の医者である、凰介の父親の様子がなんだかおかしくなってきて・・・

そこから衝撃のラストまで、だれる事なく一気に読めてしまいました。
読んでいる間中ずっと、道尾さんの巧みな文章に翻弄されまくりでした。

凰介と亜紀の二人がすごく良い味出しています。
まだ子供の二人にはあまりにも重い現実が、次々とあきらかになっていきますが、二人とも正面から真面目に誠実に立ち向かっていこうとします。

特に凰介の、その強さに憧れます。
もちろん最初から強いわけじゃなくて、試練を乗り越えて強くなっていくんですが、真実を知ることを恐れず突き進む凰介が格好良かったです。

逆に周りの大人達の方が・・・
いえ、大人だからこそ余計に、簡単にもろく崩れていってしまうのが、とても切なかったです。

様々に張り巡らされた伏線が道尾さんらしいですが、最後に全てがつながった時の感動は、何回味わってもたまりませんね



あとがきで、道尾さんは「人間」を描くためにミステリという手法を取っている。と紹介されていましたが、なるほどなぁと思いました。

そうなんですよね。優れたミステリーって、人間ドラマを描いているんですよね~

あっと驚くトリック+深い人間模様

ミステリーが二重三重に面白い訳ですね

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次は米澤穂信さんの「犬はどこだ」を読みます。

この本、2010年の「このミス」作家別獲得票1位だったらしいですね

米澤さんは「ボトルネック」しか読んだ事がないんですが、なかなか面白そうな作家さんだなと思っていたので楽しみです。

米澤さんの「折れた竜骨」という本もおもしろそうなんですよね・・・
いつか読まなきゃ。
ハードカバーなのがちょと辛いんですが。




151人展

2012年07月08日 22時28分32秒 | アート
大阪の谷町六丁目にある「Art Gallery そら」で、今年も「151人展」が開催されます。

詳細はこちらからどうぞ

普通ギャラリーは日曜はお休みなんですが、7月いっぱいは特別に日曜日も開いているそうです。

去年に引き続いて声をかけていただいたので、私も作品を出品します。

まぁ今、最後の追い込みっていうか・・・間に合わせろ!頑張れ自分!
って感じですが


こんな状態だからか、2日ほど前に

「おお!私はこういう絵を描きたかったんだ!!

っていう絵を描く夢を見ました。

でも起きたらどんな絵だったか思い出せませんでした・・・
なんか、クリムトっぽい絵だったような気がするんですが。

憶えてたところで、「クリムトっぽい」絵になるだけ(しかし技術的には全然敵わないという)ですけどね。

ま、そんなもんですよね~~


そういうわけで、もしお近くにお立ち寄りの際にはちょっと覗いていって下さい。



Feel So Moon PV

2012年07月07日 14時35分09秒 | ユニコーン
今日から公開されている、「Feel So Moon」のPVを見てきました
 ↓
「ユニコーン×宇宙兄弟」MUSIC VIDEO


なんか、製作スタッフさん達がすっごい気合入れて作ってるっぽいのは知ってましたが、ほんとに力作!

なんか、ちょっとしたオシャレな映像アートを見てるみたいな感じです

と言っても、CG満載なPVじゃなく、逆に超アナログ。
単行本やムック本、CDの盤面まで使って、コマ送りやコラージュで歌の世界を表現していくところが、アート作品っぽい。

すごいのが、この撮影のために宇宙兄弟の単行本とムック本にネタが色々仕込んであること。
PVありきで、あらかじめ本の中に仕掛けを入れておくなんて、初めての試みなんじゃないでしょうか

漫画の作者さんもスタッフさん達も、楽しんで作ったんだろうなぁというのが伝わってきます。

その分、メンバーはちょろっとしか映らないんですが・・・(笑)

画質自体もすごい奇麗です。
メンバーの着てるTシャツの色とか、無駄に奇麗(笑)
PCじゃなくて、良いテレビ画面で見てみたい。


私は原作の事は全然知らないので、単行本もムック本も買ってないんですが、原作ファンの方達にとってはたまらない出来になっているんじゃないかなぁと想像。

CDの盤面のワンちゃん、再生させると走っているように見えるみたいなんだけど、残念ながら私のコンポは窓がないので確認できない~
指に入れてクルクル回してみたけど、回転遅すぎて意味なかったです。


あのPV、いつかどこかに収録されるのかなぁ・・・
つ、次のアルバムとか・・・