旅の途中で

絵のこと音楽のこと本のことetc・・・趣味全開でスケッチスケッチ!

151人展はじまりました

2012年07月19日 22時06分09秒 | アート
7月16日(月)から、大阪は谷町六丁目にある「art gallery そら」にて、「151人展」が始まりました。

 展覧会の案内はこちら



夜に行ったのでなんかよくわかりませんが(^^;
こじんまりとした良いギャラリーなんです。

私は、去年に続いて2回目の参加です。

「そら」という一つのテーマに沿って、151人の作家さん達が、SMサイズの小さな小さなキャンバスに、思い思いの「そら」を描いています。

私は油絵なんですが、水彩・陶器・写真・布・立体etc・・・
色んな表現が溢れています

ストレートに空を現したもの、心の心象風景を現したもの、間接的に空を表したもの・・・
描いた人達の心に寄り添って見てみると面白いかも。

ちなみに作品は1枚5,000円で買うことができます。


もしお近くにお寄りの際は、ちょっと覗いてみてはいかがでしょう





151人展

2012年07月08日 22時28分32秒 | アート
大阪の谷町六丁目にある「Art Gallery そら」で、今年も「151人展」が開催されます。

詳細はこちらからどうぞ

普通ギャラリーは日曜はお休みなんですが、7月いっぱいは特別に日曜日も開いているそうです。

去年に引き続いて声をかけていただいたので、私も作品を出品します。

まぁ今、最後の追い込みっていうか・・・間に合わせろ!頑張れ自分!
って感じですが


こんな状態だからか、2日ほど前に

「おお!私はこういう絵を描きたかったんだ!!

っていう絵を描く夢を見ました。

でも起きたらどんな絵だったか思い出せませんでした・・・
なんか、クリムトっぽい絵だったような気がするんですが。

憶えてたところで、「クリムトっぽい」絵になるだけ(しかし技術的には全然敵わないという)ですけどね。

ま、そんなもんですよね~~


そういうわけで、もしお近くにお立ち寄りの際にはちょっと覗いていって下さい。



草間彌生 展

2012年03月18日 18時32分43秒 | アート
今日は、大阪の国立国際美術館で開催されている「草間彌生」展を見てきました。

草間さんといえば、水玉の作品が有名が作家さんです。
壁一面に描かれる水玉は、理屈じゃなくて圧倒的なパワーをもらえます。

今回の展覧会では、いつもの水玉はあまりなく、2009年からとりかかった新しいテーマに沿った作品達が展示されていました。

美術館の壁を埋め尽くすたくさんのキャンバスの一つ一つに、無数の人の顔、目、唇、線、丸が延々と描かれています。

特に、無数の目で埋まったキャンバスは、幻覚の世界を見ているような感覚になりました。

その他、草間さんの創作風景を流している映像コーナーがあったんですが、80歳を超えた草間さんが一心不乱にキャンバスに色を重ねていく光景は、大迫力でした。

映像の中で草間さんが「ピカソやウォーホルを超えてトップになりたい」って言ってましたが・・・
どこからそんなエネルギーが湧いてくるのか・・・感動します。

新しいテーマの他に、草間さんらしい水玉の作品も置いてありました。

以下は、写真撮影OKのコーナーで撮った写真です。



美術館の入口ホールに飾ってあったオブジェ



草間作品の代名詞的作品のカボチャ



この赤い部屋には、草間さんの詞が飾ってありました。



このチューリップの部屋はすごかったです・・・
チューリップのオブジェと壁・天井一面を埋め尽くす赤い水玉・・・
ちょっと病的な雰囲気さえ漂うこの空間は、なぜかとても居心地が良くて、いつまでもここにいたいと思ってしまいました。






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今後の気になる展覧会

 「コレクションの誘惑」展

国立国際美術館が所蔵するコレクションの展示です。
ピカソ、デュシャン、カンディンスキー、奈良美智、草間彌生等など。

 「エル・グレコ」展

これは秋にならないと来ないんですが、結構大規模な展覧会になるみたいで!
すごい楽しみだな~~





個展報告

2012年02月26日 21時14分29秒 | アート
このブログをだいぶ放置ぎみにしていた原因(?)の、個展が無事に終わりました。

去年からちょくちょくお世話になっていた、大阪のArt Gallery「そら」さんにて、
2012年2月20日~25日の一週間、私の油絵作品を展示させてもらっていました。

こんな感じです







製作するだけじゃなくて、展示するための準備、DMやポストカードの作成などなど、大変勉強になりました。

個展には、私の友人・知人・親戚の他、ぶらっと立ち寄ってくださったお客さん達もいらっしゃって、たくさんしゃべって刺激をもらいました。

特に、見ず知らずの人が
「たまたまギャラリーの外から中を見て、思わず入っちゃいました。」
と言って下さったりしたのが嬉しかったです。

私の絵は、いわゆる「抽象画」「イメージ画」という感じなので、慣れない人はとっつきにくかったんじゃないかと思ったんですが、できれば見た人が色々想像してくれたら嬉しいと思っていたので、あえて作品達には解説をつけませんでした。

結果、私の心配をよそに、皆さん色々自分のお好みで解釈してくださったみたいで、それも嬉しかったです。

最後に、個展も終わったので私の作品達をUPしておきます。


個展作品集



さて、また次の企画を探さないとな~~



ギャラリーにて

2011年10月31日 23時47分48秒 | アート
どうもおひさしぶりです。
なんだか、しばらく更新しないうちにもう10月も終わりですね・・・
これからちょっと忙しくなるので、更新もさらに滞ります。

そんな今日は、友人の知り合いの人がギャラリーで作品を展示しているので、見に行ってました。

毎度おなじみのぎゃらりー「そら」なんですが、手前のスペースではフェルトの作品、置くのスペースではスカーフが展示&販売されていました。

フェルトは、最近よく見かける糊で固めて針でチクチクして形を作るやつです。

フェルトのブローチ、カバン、ケータイ入れくらいならまぁ見たことありますが、なんと付け替えようのオシャレ襟までありました!
めっちゃ可愛いし斬新です

とりあえずあったかそうだな~・・・



そして友人の知り合いの人は、ギャラリーの奥でスカーフを展示販売。

どれも質の良い生地を使っていて、色も渋めで格好良かったです。
作者の方も、白いブラウスとジーパンをさらりとオシャレに着こなしていて、いかにもスカーフが映えそうな格好です。

いいわ~~白いブラウスをおしゃれに着こなすって、私のアコガレです・・・(笑)

私もスカーフを一点お買い上げ~



部屋の暗い電気のせいで、あまり綺麗に色が出ていませんが、落ち着きのある黄緑です。
冬は暗い色の服が多くなるので、こういうアクセントカラーをつけるのが好きです。

活躍しそう!




ワシントン・ナショナル・ギャラリー展

2011年10月10日 23時34分41秒 | アート
今日は、京都市美術館にて開催中の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」を見てきました。

実は今、この美術館ではフェルメール展とワシントン・ナショナル・ギャラリー展が同時開催されていまして、当然私達も両方見るつもりで行ったんですが・・・

フェルメールの待ち時間が1時間という混みようで
友達とも「まぁフェルメールはいいか・・・」とあきらめたのでした。
いや~さすがフェルメール、いつでも大人気


私的にはワシントン~の方が目当てだったので全然OKでした。

バルビゾン派から印象派まで、有名な画家達の絵が一堂に集められていて、とても見ごたえがありました。

ピサロ、ドガ、マネ、モネ、ルノワール、シスレー、スーラ、ロートレック、ゴーギャン、セザンヌ、そしてゴッホ・・・

すごい顔ぶれ

モネの超有名な「日傘の女性」が来ていまして、その色使いの美しさに目が離せませんでした。
青空の下、日傘を差して佇む女性(モネの妻)が仰ぎ見るような構図で描かれているのですが、逆光で女性に影が出来ている様子や、風になびくスカートの裾の動きなんかが見事でした。

同じくモネの「ヴィトイユの画家の庭」も良かったです。

そのほか、印象に残ったのは、ドガの「アイロンをかける女性」、マネの「プラム酒」(女性の肖像画)など。

でも、一番圧巻だったのはやっぱりゴッホでした。
「薔薇」と「自画像」の2作品が展示されていたのですが、「薔薇」は美しい白薔薇を描いているにもかかわらず、画面からは狂気に似た気迫をびしびし感じて怖いほどでした。
画面いっぱいに使われている緑色が、狂気を感じさせていました。

そして「自画像」。
荒々しいタッチで描かれたゴッホの視線は、画面を飛び出してきそうなくらいの鬼気迫る迫力でした。


いつも、ゴッホの油絵を生で見ると涙が出てきます。
ゴッホはいつまでも、私にとって一番大好きな画家なんだろうと思いました。





151人展

2011年09月29日 22時19分34秒 | アート
9月半ばから今日まで、「アートギャラリー そら」で開催されていた「151人展」に作品を出品していました。

その名の通り、151人の作家による「そら」をテーマにした展示会です。
壁一面に作品がびっしり飾られた光景は、なかなか圧巻でした。



私は油絵を出品しました。




刺激的で面白かったです。

また次の参加企画を探さないとな~~











チャリティポストカード展 2回目

2011年09月05日 23時37分11秒 | アート
おっと忘れてた。
今日から、谷町六丁目のギャラリーで「チャリティポストカード展」が始まりました。

売上げを全額、東日本大震災に募金する目的で開催されます。

ギャラリーのスケジュールのページ

「Art Gallery SORA」

ちょっとわかりにくいんですが、画面を下にスクロールしていただくと、

「チャリティーポストカード展partⅡ(願い星の会)」
というのが出てきます。
今日から9月15日までです。

期間中は、色んなワークショップも開かれるので楽しいと思います

私は、6月に開催された第一回に引き続き二回目なんですが、前回残ったカードをそのまま置いてもらってるだけなので、中身はまったく一緒です。

このポストカード展、今後も続くみたいなので、次は新しい作品を作って参加したいです。







アートのイベントなど

2011年08月28日 22時50分51秒 | アート
お久しぶりです~

ここのところずっと、秋に開催されるグループ展の準備に追われていました。
が、それも今日作品を搬入してとりあえず終了です。

今日は、友達がやっているとあるイベントに参加してきました。
アロマ体験や各種セミナーなど、参加者の皆様が色んな企画をされていました。
私は、美術関係の友達と一緒にポストカードを展示していました。



アロマのスプレーを作る体験もしました。
夜にシュッと吹きかけて寝ると、落ち着いて眠れる香りだそうです。
熱帯夜にはぴったり?

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今日搬入してきた作品は、9月に大阪の谷町六丁目で開催されるグループ展に展示されます。

art gallery そら」で開催される「151人展」です。

小さなギャラリーが、151枚の絵で埋め尽くされる・・・
なかなか見ごたえのある展覧会です

他の作家さんとの交流も楽しみです。




浮世絵と仏像

2011年08月06日 23時50分49秒 | アート
今日は一日京都を満喫してきました。

まずは、御所の近くにある「相国寺承天閣美術館」で開催されている、
「ハンブルク浮世絵コレクション展」を見てきました。

ドイツのハンブルクにある、「美術工芸博物館」に所蔵されている浮世絵が里帰りしたものです。

歌川広重の描いた江戸の風景や、葛飾北斎の描いたお化けや写楽の役者絵、歌川国芳の遊び心のある絵などなど、内容もかなり豪華で見ごたえたっぷりでした。

写楽の役者絵が、みんな表情豊かで魅力的で、とっても面白いです。

北斎はさすがの上手さで、怪談「さらやしき」を描いた絵や骸骨の絵が不気味でした。

浮世絵の他にも、伊藤若冲の大きな襖絵がかざられていました。
若冲らしく、葡萄や南国の植物が描かれていて、とても洋風な襖絵になっていました。


浮世絵を見たあとは地下鉄で五条まで出て、六波羅蜜寺に行きました。

普通の住宅街の中にある、とても小さくて目立たないお寺なんですが、ここに展示されている仏像がとにかくすごいんです!!

教科書にも載っている有名な「平清盛坐像」や、四天王を従えた大きな「薬師如坐像」、「閻魔大王増」、超リアルな表情がまるで生きているかのような「運慶・湛慶坐像」等など。

その中でも一番感動したのが、これもとっても有名な「空也上人立像」です。
念仏を唱えている空也上人の口から、6体の阿弥陀が出ている像といえば、思い当たるでしょうか。

写真でした見たことがなかったんですが、実物の写実的で真に迫った姿に感動しました。
念仏を唱えながら歩いている様子なんですが、その姿勢のリアルで素晴しいこと。
いまにも一歩を踏み出しそうな気さえします。
6体の阿弥陀が口から出ている様子も、神聖さを感じさせます。

ここまで彫刻に命を吹き込む事ができるなんて・・・・
ロダンにも負けない、立派な芸術作品だと思いました。

今まであまり仏像には興味がなかったんですが、こんな素晴しいものを見てしまうと、俄然興味が湧いてきます。