雨降りの午後・・・うちのだんなさんが自転車通勤の途中で気になっていたという喫茶店に行って見ました。
よみかけの文庫本をもって、今日はヨーロピアンブレンド。だんなさんはマンデリンのストレート。手作りケーキも美味しいお店なのですが、今日はおなかがいっぱいで、珈琲だけ。
「リアルワールド」 桐野夏生
以前「魂萌え」というのも読みましたが、一味違う作品だったように思います。高校生の心理にせまった作品なのでしょうが、私の高校生のときをふりかえってみると(あまりにも昔ですが)、こんなに複雑なことを考えていなかったような気がします。大人から見れば、不可解な行動・言動の女子高生たち・・・彼女たちに作家のような言葉を与えたら、こんな風に語るのでしょうか?