今日俳句ポストの結果が発表されました
初めて「人」をいただけました
今までたくさんうれしいことがあった人生でしたが こういう嬉しさは経験したことがありません
しみじみ 嬉しさをかみしめています。まぐれ当たりの一発屋さんにならないようにこれからも 頑張ってこうとおもいました
糠床の底の古漬け大嚏 鯊夢
今回投句のうちの一番お気に入りの句ではないのですが 自分の生活の中から考えて作った句です。自分の生活を俳句で残していきたいという思いが俳句を始めた動機の一つなので この句が選ばれたのは自分の作句の方向性を認めていただけたようでうれしいです
それにしても・・・「婆ちゃん」らしい句ですので 若々しい句も作っていきたいです(笑)
それでは 俳句部のお仲間の句を紹介していきます。俳句を読んで思い浮かんだことを文章にするのは とてもよい勉強になるといいます。作者の思い浮かべたものとは違うかもしれませんが、想像を広げ、仲間の句をしっかりと味わいたいと思います
ペラペラと漫画めくる夜大嚏 ツユマメ末っ子
末っ子君はどんな漫画を読んでいるのかな。「鬼滅の刃」?「ワンピース」?おばちゃんは 「ドラえもんかな」と思いました。大好きなドラえもんのお気に入りの場面を探してパラパラとページをめくっているうちに 大きなくしゃみが出たと思いました。そろそろちゃんとお布団に入ってねましょうね。ちなみに おばちゃんはじっくり「鬼滅の刃」読んでみたい。末っ子君はもう読んだかな?
嚏出る象を丸ごと吸い込みて ドクダミ茶
わ~~どんな大きなくしゃみが出るのでしょう。ゾウさん吸い込むほどの息をすい込んで 特大の大きなくしゃみをすれば 体の中から 嫌なことやら悲しいことなど すべてくしゃみと一緒に飛んで出て とってもすっきりとするのではないでしょうか。そして周りの人の嫌なこともおもいっきり吹っ飛ばしてくれるように思います。
嚏してたまゆら世から消えかかり まこ
クシャミをしたら すっと体が透き通って一瞬この世から消えてしまいそうになる。くしゃみにはそんな魔力があるのかもしれないと「たまゆら」という美しい言葉の響きが 感じさせてくれます。
くつさめの聞こえたやうな仏壇を見る 案山子
家族が集まってたのしくおしゃべりしていると 父の仏壇のある部屋から、ガタンと物音が聞こえたことが何度がありました(ほんとの話)「俺がいることを忘れるな」というあの世からのメッセージなのでしょうか。もしかするとくしゃみをして合図をおくっているのかも・・・亡き人もこの世のどこかとまたは現の人々とつながっていると信じたい気持ちになります。
くさめして星を揺らすよソロキャンプ かたちゃん
一人テントを張って焚火をしていると しんしんと冷えてきた。思わず大きなくしゃみが出てしまう。満天の星が揺れてしまうほどの大きなくしゃみ。でも夜の静寂を破ったのは一瞬であとはまたっ静かな暗闇。焚火は相変わらず燃えている。空にはたくさんの星がきらめいている。
今年はキャンプいけなかったなあ・・・残念
ソクラテスも大きな嚏するってさ ツユマメ
まず思い出したのがむか~~しのCM
「 そ、そ、ソクラテスも プラトンも み~~んな悩んで大きくなった!」覚えている人いるかしら?ソクラテスも偉大な哲学者である前にひとりの人間であったということをかんじさせてくれます
嚏ふと見る手の平の生命線 ツユマメ
ツユマメさん、2句の人選おめでとうございます
くしゃみに伴う一連の動作が頭の中に浮かんできます。嚏で思わず口を覆い、その手を外して手のひらを眺めている姿が見えてきます。
続きはまた あさって・・・・かな?
ぱずにゃん、そこはよそのおうちですよ