新7合目を出ると、おおお~~雲が、きれて、下界が見える!!
登っている人達が足を止めて、後ろを見ています!!高いな~大きいな~裾野の広さを実感します。
宝永山の全貌が、明らかに!おもっていたよりずっと大きい!!
一歩ずつゆっくりゆっくり・・・
がんばれ!がんばれ!!Hさん!
そして、次の瞬間、瞬く間に霧で覆われ、下界は見えなくなってしまいました。
新7合目から約1時間で元祖7合目!8合目でないのでちょっと拍子抜け
あんなに頑張って登ったのに、まだ7かい!!
wさんもがんばってます!!
山登りのときって栄養の補給って大事。この一口が次の一歩を作るって感じです。私は、ソイジョイとドライフルーツのパインで元気付け!!ファイト!!雨はますます降ってくる!!
やった!!
3000メートルを越えた!!
ますます強くなる雨と風。引き返す人と何人か出会う。う~~負けるもんか!
やっとの思いで8合目に到着。
雨の強さがさっきとはまるで違ってくる。体調が悪くなってきたHさん。山小屋で休ませて欲しいとお願いしたが、休憩は断られ、宿泊しか認められず、やむなくここでリタイヤ。とりあえずここで宿泊して、休養をとることで、明日に望みをつなぐことに。
ここで30分ほどの休憩を承諾していただけたら、いっしょに登ることができたのにと、すごく悔やまれる。山小屋ではいたしかたのないことなのか??
Hさんを8合目の山小屋に残し、Wさんと私は上に向かうことを決断。
9合目まで30分。30分ならいける!!
ここからは富士山浅間大社の境内。神様のお庭を登らせていただくことになるんだな!!
どうぞ、宜しく!神様。
ここからの風はまたまた威力を増す。「富士山もやってくれるね~」とWさんが笑う。
一歩進むごとに、足を上げるごとに、体が持っていかれそうになるくらいの強い風、顔に容赦なくたたきつける雨、そんな、どえらい中を歩いていくのになぜ笑いがこみ上げてくるんだろう??
息もあがる、心臓の鼓動もさっきまでと違う・・・やっぱり空気がうすいんだな・・・それでも、一歩一歩進んでいく自分がなんだかすごく、うれしい!!不思議な感動。
そして・・・
やった!!
ふたりして、喜びの記念撮影!
Hさん、いっしょにこれなくて残念。でも、あなたが8合目までがんばってくれたから、二人でここにこれたよ。ありがとう!!
8合目あたりからの文章を読んでたら
私の周りの空気も薄くなったような…。
体調不良のHさんは残念でしたが
ソフィーさんやりましたネ!!!!
「やりきった!」ポーズのソフィーさん可愛いです♪♪
山小屋は休憩のみはダメなんですネ。
きっと理由があるんだと思いますが
少しでも休憩出来れば…と、
私もチョット悔しいです。
新7合目と元祖7合目!!??
富士山て、複雑な山になっているの?
北海道へ向かう飛行機と、東京行きの新幹線の窓からしか見たことがない山なので、ソフィーさんの紀行文はすべてが驚きの連続です。
Hさんが登れなかったのは、トテモ残念なできごとでした。でも、お互いにがんばったことは、紛れもない事実ですので、そこは満足しています。
私自身は、空気が薄くて体がこわいということはなかったのですが(こわい・・・あれ?北海道の方言だったかな。つらいという意味です。)8合目から9合目ののぼりはつらかったです。
富士は眺めても、よし、登っても大きくて素敵な山でした。
静岡のお茶畑からそびえるような富士も見てみたいと思います。
新7合目の次に、元祖7合目というのはガイドブックに書いてあったので、知っていたので良かったですが・・・・知らなかったら、すごくショックだったと思います。