シツコイようですが人間年齢36歳。
なんとなく今日は顔つきが凛々しいようです。大人になったのかな?
....そんな急にはならないですね。。。
今日は夜ひとりで映画を観に行こうとタイムスケジュールも調べて
おいたのに、残業になってしまい行けませんでした。
残念。。。ひとけの少ない夜のシネコンで観る映画
は、終わった後余韻に浸れて好きなのです。
お昼間に映画を観ると、その後の行動で雰囲気が壊れてしまうこと
があるんですよね。ですから、私は断然映画は夜派です。20時過ぎ
はお値打ちだしね。
(あぁ~よかったわぁ....)(う~む...愛って切ないものよね...)
などと帰りの車を走らせながら映画のシーンを振り返り、妄想するのが
いいんです。
ウマくいけば、夢の中で映画に出演出来てたりもして...
マニアックだね...
今夜観に行こうと思っていた映画は『それでもボクはやってない』でした。
結局まだ観ていないので、予告で見たさわりの部分しか内容は
知りませんけど、この映画、痴漢と間違われる男性の話のようです。
以前、冤罪なのに痴漢と間違われ有罪判決を受けた男性が長い年月を
かけてやっと無罪を勝ち取るというドキュメンタリーを観たことがあり
ました。
結果的に無罪判決はもらえたものの、仕事は辞めさせられ、家族もバラ
バラになり、「この人痴漢です!」と言った女性のひと言によってもた
らされた事の重大さになんともやるせない気持ちになりました。
私は女性ですが、そのドキュメンタリーだけを観ると被害者の女性に憤
りすら感じました。
わざと陥れようとした訳ではないにしろ、軽々しく「痴漢!」と言った
ことで人の一生が全く狂ってしまったのですから...
難しい問題ではありますけどね...痴漢行為によって嫌な思いをしている
女性もたくさんいる訳ですし。
ご多忙にもれず、私も何度か痴漢に遭ったことがあるひとりですが、
今までで特に記憶に残っている痴漢にこんな男性がいました。。。。
。。。もう10年ほど前のことです。
学生だった私はギュウギュウ詰めの電車に無理矢理後ろから乗り込み、
ドアにへばり付く恰好で苦みに耐えていました。
(つぶされる~~!!)
すると、そんな事態に後方から私の股をさぐる者有り。
後ろも振り向けず、手も下げられず、お尻ではね除けることも出来ず....
無抵抗をいいことにその手はどんどんエスカレート。
いや~!!バカぁ~!アホ~!
たった2、3分のことだったと思うのですが、こんな時はやたら長~く感じ
るものです。
ようやく駅に着き扉が開く....のと同時に私は思いっきり振り返り
きっ!!!と痴漢をにらみつけました。
.....と確かに私に痴漢行為をしていたであろう男性は、男性と言っていいの
やら迷う程に若い、学生服を着た高校生だったのです。
しかも遊んでいそうなタイプではなく、真面目で『いい子』そうなお坊ちゃ
んタイプ。
その男子高校生は振り返った私に焦り、目は潤み泳いで「やったのは僕です」
とまさに言っているような動揺振りでした。
私は何も言わず人の流れに乗って、乗り換える電車のプラットホームへ向かい
ました。。。。
その後友人にその男子生徒の制服を話すと「すごい進学校だよ、そこ!」との
こと。
う~ん。。。
すっかり怒りは消え、彼の将来を密かに案じた私でした。。。
お尻さわって何が楽しいのかわかんないや。。。ZZZ....
キミ、オカマだしね....
一瞬のことで人生が変わってしまう行為....そして変えてしまうひと言。
怖いものです。。。
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