gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩  その14

2012年11月19日 | 散歩 余暇 趣味 健康 デジカメ
 納得いかないことの多い時代であります。そのうちのぼくにとって大きい不満は、大新聞テレビという今までそれしかなかったからでもない、一定程度の信頼をおいてきた媒体がことごとくと言ってもいいほどに知りたいことをちっとも書いてくれない、伝えてくれない、そんなもどかしさがありました。その反面、誰でも思うことを手早くタイムラグなしに発信できるインターネットを主とした媒体が生まれて育ちつつあります。新聞テレビがユーザーの知りたいことに完璧に答えてくれられないことも、多少は分かります。企業の存立基盤を脅かす何かがあった場合、経営者は何よりも経営を守ろうとするものでしょうから。いろんな見方考え方があってそのうえで、多くのユーザーの知りたいことに答えようというよりも、積極的にある情報を隠そう、または触れずにおこう、あわよくば真逆の言説を多く流し目くらましにしてしまおうとしていらっしゃるのではないのか、まさかまさかでありますがそのまさかを本気でおやりになっているのではという思いが、この数年感じられてならないのです。ぼくの邪推だときっと思いますが。

昔、新聞記者といえば、テレビドラマで何十年も前に見た記憶をたどっていけば、社会の木鐸といわれて、やけにカッコ良く、公権力を監視批判、チェックしてくれるもので、やたら正義の人たちという印象の刷り込みがあまりにもこの小さなぼくの脳に深く浸透し、尊敬できる仕事のかなり上位をキープしていたものです。ああ、それなのにそれなのに、時代は変わり人は変わり社会はググッと大きく変わっていたのでしょうね。

ぼくだけが変われなく、よって古いゼンマイ時計のように埃まみれの骨董店の店先に飾られて、突然ボーンとなり出したのでしょうか。


政治とカネ、説明責任、推定有罪 とくれば、2012年秋に控訴審も無罪となり、きょう晴れて無罪が確定した不思議な事件、この間の3年余りに渡る(小沢一郎氏に対する捜査)、となりましょう。このしつこい捜査は、もう人格攻撃とか魔女狩りの域に達しているのではないだろうか?とかねがね思っていたぼくに、大新聞、テレビ各局、わずか11社のマスコミの論調は確かに説明をしてくれませんでした。偏っていたと思うのですが、これから検証がなされるのでしょう。
連続変死事件の容疑者の顔写真が間違えていたと大きく謝罪の記事を掲げた日本の優秀なマスコミの方々のことですもの、まさかまさか一方的な、操作当局の出す情報のみを重用し国民が知りたい情報には触れるものと触れてはいけないものがあると恣意的に情報をコントロールなすっていたとは思いませんよ、思いませんけど操作当局を批判的に書けないとのお噂、本当なんでしょうか?これじゃあ長いこと新聞記者さんはジャーナリストというこの世で最も価値のある職業と思い、尊敬できる仕事、もっとも個人的な思いでそう思い込んでいるだけにすぎないのでしょうが と思ってきたこのぼくの思いは一体どうなるのでしょうか?

 高給で、偉そうにしていてもいいのです。ハイヤーを飛ばして、あちこち走り回ってもいいのです。高級スーツをいただいても、良くはないけれど、この国には文化として「贈与」という習慣はあり、構わないと思うのです。頂き物はいただいてもぼく個人は常識の範囲内であれば何とも思いません。時には、接待のただ酒を飲んでもいいと思うのです。そのことで、報道の内容をゆがめてしまうことの方がよっぽど罪深いと考えます。そこらへんは個人個人に任されるか、会社でルールをつくればよいのでは?どうも、大昔のテレビドラマの 記者という世界を描いたドラマが多くの国民に刷り込まれたのかなぁ。めったやたらにかっこよかったですものね、あの頃の記者さんは。


何十億も使って、間違った正義感か何かで始まった小沢一郎氏に対する検察の捜査は、無罪が確定したのですから速やかに、新聞テレビ各社の編集責任者は素直に謝って欲しいのです。司法当局にも謝ってほしいのですが、それは今までの例でいうと難しいのでしょうか、おかしい話ですが。とにかく大新聞、テレビ局の幹部は素直に謝罪してほしいと思います。小沢一郎氏と国民に。

ちなみに、何人かのブロガーの発信するブログに、この3年余、すがるようにぼくは情報を求めていましたし、知りたいということに最も多く答えてくれたのも、数人のブロガーでした。メデイアの新旧交代がぼくのなかではとっくに起こっていたことを正直に告白いたします。


                       エッセイ 石郷岡まさを