演奏
「サムライ、バリに殉ず」 2010-03-07
「ガムラン=青銅楽器」
青銅楽器という解説が新鮮だったので。
バリの祭礼、ウバチャラにはバリ島特有の楽器の演奏と舞踏が伴う
バリ・ガムランはテンポ、強弱の変化が激しく、コテカンと呼ばれるずらしを多用する
一般的ガムランはガムラン・ゴング・クビャールと呼ばれる。
ガムランには楽譜がなく指揮者もいない。クンダンという太鼓からの合図が指揮棒の役割をする。
Gong(ゴング)
ガムランの要の瘤付き銅鑼。 繰り返しの節目で鳴らされる。Gong (ゴング) Kempur (クンプール) Klentong (クレントン)がある。
手前の小さいのがKajar (カジャール)でテンポを伝えるリズムキーパー。
タバナンのバンジャールにある楽器置き場には10健のUgal (ウガール)、Gangsa Pemade (ガンサ・プマデ)に5健のGangsa Kantilan (ガンサ・カンティラン)が見える。
左手前がKendang(クンダン)。リーダーが合図をおくる。ガムランには楽譜がなく指揮者もいない。て曲を始めたり、終わったり、盛り上げたり、静めたりするとの合図は大抵の場合クンダンが受け持つ。
Reyong (レヨン) 音階順に並んだ12個のドラ。通常4人で演奏し、両手にばちを持ちながら演奏する
木の撥 右手でたたき左手で抑える
バラガンジュール 右の男二人がカジャルを次の男がゴンを担いでいる。
通夜を弔う演奏
昨夜の夕方にガムラン音楽の楽器類を演奏者たちがロビーからホテル内に持ち込んでいた。なにがあるのだろうとの疑問が頭をよぎったが、夜の8時過ぎから演奏が始まり、やはり通夜を弔う演奏だと知った。
弔いの音楽だからと言っても、ことさらしめやかなものでは決してない。にぎやかなガムラン演奏は通常お祭りの場所で聴くものと少しも変わらず、1時間以上も続いていただろうか。
弔いの場にガムラン音楽が鳴り響く。バリらしい死生観が出ていると思った。ちなみに三日目は日本の初七日にあたるようで、家族が集まるという。
ルバブ
2弦の楽器ルバブを演奏する男
スリン
6穴の縦笛
チェンチェンCeng-ceng
小型のシンバル様の楽器 リズムを刻み、華やかさやアクセントをだす。