午後にウブドを立ちサヌールの宿に到着。テラスに出るとやはりサヌールは「風がええなあ」と実感する。
ウブドはサヌールに比べて少し気温が低いのだがサヌールは潮風が絶えず吹いていることを改めて教えてくれる。快適指数があるとすればいい勝負かも。
今朝の朝食はナシジンゴとサテ少々に水で210円、昼食はチキン煮込みと厚揚げにサユール、それにアイスティーにバリコピで330円。
ゴジェックで約一時間サヌールの宿まで2100円。運転手さんは運転しながらバリ語を教えてくれる。そして明日はデンパサール王のガベン(火葬)があることを教えてくれる。これは凄く貴重なタイミングでバリに6年滞在してウブド王のガベンに一回の経験があるのみだ。
サヌールの宿の名前がケケと日本なら(わたしの毛髪状態からして舐めとんのかと)絶対に泊まらないネーミング。しかしここはバリ、すっかりこのネーミングが気に入った。
サヌールで真っ先に向かうのは腰痛治療のマッサージおじさんだ。昨年よくマッサージを受けたおじさんでゴッドハンドと自称する。ビーチにいっぱいいるマッサージおばさんとは一線を画する技量を持っている。
ビーチの定位置に向かうと、いたいた、おじさんがいた。「会えてうれしいよ、おじさん助けて腰痛になっちゃったよ。」
おじさんは「大丈夫だ」と心強いしかし「ほんまかいな」との疑問も微かに脳裏をよぎるお言葉を垂れ力強いマッサージが始まる。
少々手荒に感じるが痛みと快痛がないまぜになった「効いてる」感が半端ない。30分ばかりおじさんが、その後はおばさんがバトンタッチして一時間半で終了した。
このおじさんスキルは凄いがお値段も半端ない。こういう場合は気合いだと2000円を出すと1000円足りないと言う。
これは想定内で「メニータイム ディスカウント」と言うともう500円出せとの賜う。
歩いて見ると腰が軽くなっているではないか。おじさんすげえ。ウブドで発症して2週間腰痛と付き合ってきたがこれは期待できる。500円ねぎってすまん!
夕食は馴染みの店の焼き魚とご飯にビールで720円。
宿はこんな扇風機があって雰囲気がよろしい。