朝からビーチへ向かいガゼボでナシゴレンとフライドエッグにコーヒーの朝食で600円。さらに歩いて腰痛お助けおじさんにマッサージを受ける。なんだか治ってしまったようだ。世の中に腰痛で長年苦しんでいる人が多い中でこんなに簡単に治っていいのかな。でも非常に嬉しい。
仕事を午前中に少し済ませ、腰痛が治った喜びをビーチの散歩で確認する。日中は部屋で書き溜めたメモの整理などをする。昼寝を楽しんで涼しくなったビーチをゆっくり散歩する。
今日はお昼はマンゴウ2個しか食べていないので既に腹が減ってきた。さて今晩は何を食うか。宿の近所に10年前にちょくちょく通ったモナリザがありそこでポーク料理を食べる。ビールとで1200円。
ウブドでとったメモを整理する。バリ島の舞踏はインドのラーマヤナからとられている。それを理解しないことにはストーリーがわからない。舞踏なので別にわからなくても充分楽しいのだが長年左脳を使って来た身には筋を理解したい欲求が湧く。
レゴンダンスでもケチャダンスでもひとつの筋を元にしている。それは次の様なストーリーだ。
ラーマの妻シータが鬼の王ラーヴァナ (ラワナ) に誘拐され、鬼の王国であるランカ (スリランカ、アレンカ) の庭園に拘束されます。ラーマは自分の指輪を猿の司令官ハヌマーン(ハノマン)に渡し、シータを見つけたときに永遠の愛のしるしとしてプレゼントし、彼女を救うことを約束します。
バロンダンスは以下の筋でやはりラーマヤナからとられている。百獣の王であり、森に代表される力の象徴でもあるバロンがとらわれている場面から始まる。 一方神の国ではシバ神が病に冒されていた。 その薬を手にいれるため、シバ神のウマは侍女に命じ、 特別な力をもった木を地上の森に探 しに行かせる。
姿を変えた侍女達は豚と戯れているところをウマに怒られたりするが、遂に薬の材料となる木の精バロン・ ブルトゥックのいる森にたどり着く。 チュルルックは木を切り倒そうとしますが、怒った木の精は冒頭に登場したバロンに姿を変え、怒ってチュルルックを追いかける。 しかしそれを見たウマは自らを魔女ランダに姿を変え、バロンと対峙する。
バロンの手下の兵士が登場し、 ランダにクリス(剣) を突きつけるが、ラ ンダの力によって逆に自らの身体にクリスを突き立てることとなる。 最後は再びバロンが登場し、兵士達を清め、舞台から去って行く。百獣の王であり、森に代表される力の象徴でもあるバロンがとらわれている場面から始まる。 一方神の国ではシバ神が病に冒されていた。 その薬を手にいれるため、シバ神のウマは侍女に命じ、 特別な力をもった木を地上の森に探しに行かせる。
姿を変えた侍女達は豚と戯れているところをウマに怒られたりするが、遂に薬の材料となる木の精バロン・ ブルトゥックのいる森にたどり着く。 チュルルックは木を切り倒そうとしますが、怒った木の精は冒頭に登場したバロンに姿を変え、怒ってチュルルックを追いかける。 しかしそれを見たウマは自らを魔女ランダに姿を変え、バロンと対峙する。
バロンの手下の兵士が登場し、 ランダにクリス(剣) を突きつけるが、ランダの力によって逆に自らの身体にクリスを突き立てることとなる。 最後は再びバロンが登場し、兵士達を清め、舞台から去って行く。
こうした筋は色々と文学的インスピレーションのもとになるようだ。ふと三島由紀夫の「ライ王のテラス」を思い出した。