まさおレポート

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バリ島サヌールレポート4日目

2023-06-23 | バリ島 舞踏・レゴン・ケチャ・ガムラン

朝早く目覚めると朝日が昇り始めている。



薄明と言うのだろうか。そういえばバリに来て18日になるが雨が降ったことがない。乾季と入れると誤変換で歓喜と出てくるがその通りで底抜けに明るい青空は歓喜の元だな。

今朝はユッツでアメリカンブレックファーストを取る。600円を超えるのでバリ飯の朝ごはんに比べ少々お高いがしっかり入ったバリコーヒーをたっぷり3杯は飲めるのでそんなに高い感じがしない。

10000歩近くビーチを歩いてから例のおじさんに腰痛マッサージを受ける。もう痛みは無いのだが予防的に継続して受けている。



地元の人が入っているワルンがあったので入りソトアヤムとご飯にココナツを一つオーダーする。450円。宿に帰って昼寝の後にメモを整理することに。


ケチャのストーリーを整理してみた。まだすっきりとしない点が残るが今日時点の整理は以下の通り。
ラーマ王子と恋人シータの物語。敵の変身した金の鹿を追うラーマは森に迷い込む。
魔王ラワナは聖人に変身してシータを誘拐する。ラワナの弟クンバカルナも強力な魔物だ。
シータは魔王の島アルガスカの庭園に幽閉される。トリジャータは魔王ラワナの姪で悪魔でありながら、いつも彼女を助け慰めてくれる。

シータのもとにハヌマーンが救い出しにくる。ラーマの使者である証拠としてラーマの指輪をシータに渡す。

ハヌマーンはシータにラーマの居場所を知らせ、魔王ラワナの手からシータを救い出すことを約束する。そこでシータはハヌマーンにチュダマニをラーマに手渡すように頼む。

ハヌマーンがメガナダ(クンバカルナ)に捕らえられる。庭の侵入者を捜すメガナダが木の上にハヌマーンがいるのを見、魔法のロープをハヌマーンの周りに投げて引きずり下ろす。ハヌマーンの行動に激怒したラワナはハヌマーンの尻尾に火をつけるよう命じた。

彼はすぐに自分自身を解放しアルガソーカの庭園を破壊する。

尻尾に火を付けられたハヌマーンは建物から建物へと飛び移りすべての建物に火を放ちあっという間にアルガソーカの庭園を燃やす。

ラーマを迎え撃つメガナダ(クンバカルナ)、ジュタユ(ガルーダ)の救出、スグリワとメガナダ(クンバカルナ)の対決へと展開する。
 

クンバカルナは数千匹のワナラ族(猿)を無差別に食い散らかし、ボスのスグリワを片手で掴んで倒す。スグリワが実際に死に直面していることを知り、ハヌマーンの指揮のもと、キスケンダの軍とワナラの一団は、王であるスグリワを救うために全力でクンバカルナを同時に攻撃する。

戦いで一度も負けたことのないクンバカルナはラーマのアレンカ侵攻で彼は腕と首を切り落とされた。

 

シータは囚われた間の貞節を疑われるが最後には晴れる。男の目から描いた神話とも思うがこれも普遍のテーマだろう。でも広末涼子のスキャンダルを見ているともうこの種の神話は受けないだろうな。

その後、ワナラに勝利が訪れる。 戦場でラーマと猿の軍隊はラーワナの息子メガナダの鎖に つながれ捕らえられ、戦うことができなくなる。

ヴィシュヌ神が命じた偉大な神話上の鳥ガルーダが彼らを救出するのに間に合わなければ、彼らは戦いに負けます。 

 

さてこの話から何かインスパイアされる考えて見るのだが。

シータのラーマに対する信頼とその一貫性が凄い。黒澤監督の羅生門をふと思い浮かべる。あそこまで捻らないと面白い作品に仕上がらないのは古のバリではなく現代に住みからかもしれない。


サヌールの知人と夕食にビーチ沿いの店lilla pantaiに行く。 ツナステーキとビールで1200円。

 

 



 



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