江ノ電長谷寺をおりて・・・道の突き当りが光則寺である。どこから眺めても美しい寺である。 ・・・人は優れた人格に帰投すると・・・その美しさは極度の輝きをもつ 紀野一義「日蓮 配流の道」ｐ１０２
氏の言われる美しい寺に行ってみた。観光地にしては訪れる人はわたししかいなかった。それでゆっくりと見て回ることができた。氏の著作によると日蓮上人はこの山を伝って難を逃れたという。
立正安国論真筆を石に彫り付けてある。
これは立正安国論執筆の由来を日蓮上人みずからのべた文書の石碑。
光則寺に向かって歩いているとこんな碑が目に留まった。男の中の男よと鎌倉中の人に謳われた鎌倉武士で剛直の士、日蓮上人にこよなく愛された四条金吾頼基の邸宅跡が寺になっている。
四条金吾屋敷と。
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