まさおレポート

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ジャストシステム 浮川夫妻の退任

2009-10-30 | 日常の風景・ニュース

こんな古い記事をみつけたので追記。ジャストシステムは20年以上昔、995年に既に先進的な解は開発をおこなっていた。2018/7/3

サムスンの「GALAXY S IV」は、画面を覗き込むユーザーの目を見つめ返してくれるかもしれない。同端末はユーザーの目の動きを追跡して、主要なアクションを実行するという。

サムスンが米国時間3月14日にニューヨークで発表する予定のこの新しいスマートフォンについて、目の動きを追跡するソフトウェアが搭載される見込みだと新たに報じられた。

The New York Timesは同端末を使用したことのある人物の話として、同端末には、ユーザーの目を監視し、その動きをアクションに変換する技術(詳細は不明)が採用されており、「例えば、ユーザーが記事を読んでいるときに、その目の位置がページの最下部に到達すると、ソフトウェアは自動的に下方向にスクロールして次の段落の文章を表示する」と報じている。

NYTによると、サムスンは米国において、「Samsung Eye Scroll」と「Eye Pause」という商標登録を出願しているという。また、「Galaxy S III」には既に、ユーザーが端末の画面を見たときに画面を点灯する顔認証技術が採用されているとも同記事には記されている。朝日インタラクティブ編集

徳島に出張してジャストシステム本社を訪問したことがある。もう15年以上前のことになる。ジャストシステムの会社紹介を当時技術担当専務の浮川初子さんから直接うけた。米国出張から帰られた直後だと言っていた。本社内の食堂は料金がいっさいかからないことや女性が子育てをしながら就業するために託児所が完備されていることまで、さすが女性オーナーだけのことはあるなとやたら感心しながら聞いたことを思い出す。

本社ビル内はすっきりとして好感のもてるたたずまいだった。開発者達の環境も申し分なさそうで、若手開発者達はゆったりとしたコーナーを各自が占有して、何台もの開発用端末が置かれていた。恵まれた環境だなと感じたものだった。おぼろげながらビルの内部や玄関から外に出て技術開発部門の役員Aさんとトンカツを食べたことまで思い出した。

トンカツを食べながらAさんは「一太郎」とは全く次元の異なる新しい開発構想を語ってくれた。当時はやりだしたバーチャル関連の話だったがユーザーの目の動きを追跡して、主要なアクションを実行する機能だという、そこから米国の軍事産業にまで話が及び、大変興味深かった印象が残っている。その開発には東京-徳島間で50mbps程度のブロードバンドを必要としたが、当時は採算ベースにのる話ではなかった。

しかし、その後ブロードバンドが普及してからも、ジャストシステムが新しいバーチャルシステムを開発したとの話はついぞ聞かなかった。今から考えればすでに当時から「一太郎」以外の新機軸を求めていたのだろうと思う。それが果たせなかったということか。

今日のNHK国際放送チャネルで偶然浮川夫妻の退任ニュースを知った。一身上の都合とだけしか報道されていないので詳しい事情はわからない。以前からそれらしい観測記事も読んでいたが、やはり退任記事となると一時代が終わったなとの感を禁じ得ない。


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