まさおレポート

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「思い出のサンフランシスコ」記憶の映像も色があせるのだ

2021-07-11 | 紀行 USA・UK・FR・BCN・GVE・AUS・DEU

サンフランシスコ訪問時の写真は一枚も残っていない。残念の極みだがしかたがない。記憶力を最大限働かせて当時の様子を思い出してみた。「思い出のサンフランシスコ」を聞くと不思議に当時の記憶が少し蘇る。

ホテルの外に出ると市電が降りてまた上がる緩やかなV字型の道路の両側には落ち着いたビル群が望める。

坂と市電のスパークが印象に残るサンフランシスコの夕暮れに湾に向かう坂を市電がゆっくりと降りてゆく。小高い丘に向かって高級住宅街が立ち並ぶ。

とある一角にバンカーズクラブがある。立ち寄り古き良き米国の伝統クラブを覗き見た。脳裏には磨き上げたマホガニー色の調度品が残像としてある。映画でよくお目にかかる葉巻保管箱もあった。

その建物の隣の中華レストランで食事をする。クリントンの写真が壁にかかっているのが目に入る。

ウェイターに聞くとクリントンがこの店で食事をしたことがあるという。料理の味は記憶にない。ただ日本ではうまい老酒がこの店では不味かったことだけが記憶にある。

サンフランシスコ電話局を訪れて米国のリアルな通信事情をインタビューする。この出張ではアクセスチャージ(電話事業者間で支払う接続料金)の実態を調査することが主な目的だった。

合間にバンカーズクラブに立ち寄り古き良き米国の伝統クラブを覗き見た。車で渡ったゴールデンゲートがセピア色を通り越してかすみのかかったグレイに変化している。記憶の映像も色があせるのだと知った。


I Left My Heart In San Francisco

The loveliness of Paris 
パリも素敵だけど

Seems somehow sadly gay 
ちょっと華やかすぎる

The glory that was Rome 
ローマの栄光も

Is of another day 
昔の話だ

I've been terribly alone 

孤独で忘れ去られていた

And forgotten in Manhattan 

マンハッタンを去り

I'm going home to my city by the bay

わたしは入り江のある街の家に帰る

I left my heart in San Francisco 
わたしの心はサンフランシスコ残したまま

High on a hill, it calls to me. 
丘の高みから わたしを呼んでいる

To be where little cable cars 
そこの小さなケーブルカーは

Climb halfway to the stars! 
星に上っている 

The morning fog may chill the air 
朝の霧はひんやりとしているが

I don't care! 
どってことない

My love waits there in San Francisco 
サンフランシスコでは私の愛が待っている

Above the blue and windy sea 
青く風が吹く海の上で

When I come home to you, San Francisco, 
故郷のサンフランシスコ、あなたの元へ帰って来た時

Your golden sun will shine for me! 
あなたは太陽のように輝いてくれる

When I come home to you, San Francisco, 
故郷のサンフランシスコ、あなたの元へ帰って来た時

Your golden sun will shine for me! 
あなたは太陽のように輝いてくれる


見出し写真 Wikipedia RyanJWilmot 


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