まさおレポート

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マッサージ この至福はバリに住む醍醐味ではなかろうか

2014-07-28 | バリ島 食べ物・暮らし (日本・世界の食べ物含む)

バリに戻り、ひと月ぶりにマッサージを受ける。バリに滞在中はいつも週に一回、なじみのジャワ女性、ダルミーに滞在ビラに来てもらい2時間のマッサージを受ける。ひと月の間日本に帰国していたのでそれがかなわなかったがマッサージ不足で背中が固くなっていることがわかる。

夕食後40分ほど休憩して8時にマッサージを開始する。背中を両手で強い圧力で押していく。このときはオイルをつけない。彼女は大柄で力が強いので背骨がきしむように感じる、とくに背中の下部を押されると肋骨が撓むがしかし痛気持ちいい。

次に背中にオリーブオイルを垂らして強めにこする。日本の指圧風とはまったく違ってツボを押すわけではないが強くこすっている間に徐々に背中のこわばりがとれていくのが実感できる。バリのマッサージは足裏周辺は痛点つまりツボを手の関節や長年のマッサージで出来た魚の目様のタコで押してくれるがそれ以外は掌や親指でひたすらこする、さすることに終始する。バリに来た当初はツボを押すときにある特有の気持ちよさが味わえないが、それでも十分にほぐし効果がある。

左足に移って足つぼを軽く押されると痛いのだがこれが気持ちよさと相半ばする。害のない痛みによって快感物質が脳から出てくることが実感できる。唐辛子を食べた時と同じ効果があるのだろう。かつて韓国ソウルのスパでごつい男性に足裏をやられた時は飛び上るほど痛かったし、タイの寺院でも足裏は痛かった(ホテルで受けた若い男性のマッサージは痛みを伴う施術はなく、しかし今までに最高点をつけてもよいと思うくらいにポイントを押さえて一つとして無駄な動きはなく上手であった)。しかしモロッコではフランス風なのかまったく痛い足裏マッサージはなかった。台湾では多少の痛みがあったがそれほどではなかった。思うにその国のマッサージの足裏の痛み具合は唐辛子の消費量と概ね関係が深い気がする。

足の裏というよりはかかと後部のほんの少し上の側面が痛点が集まっている。(これは個人差があるのだろう)足の指も痛い。足の裏はそれほどでもなく、むしろ快感のほうが強い。

ついでふくらはぎと大腿部をオイルを垂らしてさすり、こすり上げる。

ついで右足を同様に施術する。腰から臀部にかけてのくびれ部分はあまり熱心にやらないのが物足りないが、バリマッサージの伝統かもしれない。今度彼女に聞いてみよう。

身体を仰向けて足から腕に移り、胸、首と移っていくが大胸筋と首筋がいつも若干物足りない。以前にマッサージを受けていたスリはこの大胸筋と首筋が上手であった。人により得意ポイントがあるようだ。

途中で膀胱の上から指圧をする。それから腸、胃へと掌圧を流すように加える。これは少し怖い気もするが慣れると気持ちが良い。この部分は毎週はやらない。2週間に一回が適当らしい。これもバリマッサージの特徴だろうか。

終わると10時を過ぎている。体が確実に軽くなっている。シャワーでオイルを流して熟睡する。この至福はバリに住む醍醐味ではなかろうか。

 


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