まさおレポート

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公取委 楽天に立ち入り検査・・・とうとうやっちゃった

2020-02-10 | 日常の風景・ニュース

あーあ、とうとうここまで来たか。

公取委、楽天に立ち入り検査…送料無料化で独禁法違反疑い
2/10(月) 13:34配信読売新聞オンライン
楽天(東京)が、3月18日から一定額以上を購入した利用者への送料を出店者側の負担で無料にするのは、独占禁止法違反(不公正な取引方法)に当たる疑いがあるとして、公正取引委員会は10日午前、楽天に対し、立ち入り検査に入った。

楽天で販売を開始して6年になる知人の話を時々聞いているが、出店者に対するサービスが酷いという。

一例をあげると出品データをcsvでダウンロード、アップロードするのは今どき基本的なサービスだと考えていたがそうではない。csvを利用するのに月額1万円をとる。これを聞いたときは驚いた。

さらに出品画像をアップするのにいまだにurlアドレスをコピペで張り付けさせる時代遅れなやり方をさせるとか。

その他にもいろいろと聞いているが割愛する。

そんなことを聞いていたので今回の送料無料化負担を出店者に有無を言わせず強引に遂行する記事をみて不信感を募らせていたのだがとうとう公取のおでましとなった。

かつて20年ほど前に公取の立ち入り検査に入られたNTTの幹部から聞いてその検査のありようは知っているが、朝一番に検査員がやってきて一切の手帳やデータを押収されるそうで、かなり幹部にとってインパクトのある事態となる。

これでようやく幹部から三木谷氏に問題が上げられ改善するか、あるいは三木谷氏は徹底抗戦するか。出店者にアンケートをとるとかの方法がベストと思われるがそんなことはしないだろうな。携帯サービスの開始の遅れとともにおおきく足を引っ張ることになりそうだ。

ちなみにプロ野球といい、携帯といい三木谷氏が念頭においているに違いない孫正義氏もかつて公取から事情聴取を受けたことがあるが、聞く耳をもっていてもっと柔軟に対応したので公取の立ち入り検査には至らなかったことがある。今後氏がまねをするのは柔軟性かもしれない。

メモ

楽天は、「送料無料」が独禁法に抵触するかどうかを、昨年、公取委に打診、12月までに「優越的地位の乱用の恐れがある」という回答を得ていた。

3月18日から実施を公言している「3980円以上の送料無料」というプランの導入に対し、出店者の集まりである「楽天ユニオン」は、1月22日、独禁法違反の調査を求める署名を提出した。公取委は、1月28日、出店者から事情を聞くなど調査を開始した。

29日楽天の出店者などを集めた「楽天カンファレンス2020」で、三木谷浩史会長兼社長は「たとえ政府や公取委と対峙しようとも必ず実行する」。

2月5日の定例会見で杉本委員長は、「疑いがあれば調査し、違反があれば厳正に対処する」三木谷氏の好戦的な態度に「売り言葉に買い言葉というわけにはいかない」

時価総額で100倍規模のアマゾン。5万の出店者。


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