野口 悠紀雄氏が現代ビジネスでマイナンバーカードについて注文をしている。要約すると下記の4項目になろうか。いずれももっともだと思う。
1 民間の取引 銀行口座へのログインに使えるようになれば、意味がある。
2 すべての行政手続きをマイナンバーカードを用いてオンラインでできるようにしてほしい。
3 行政機関等に限られていた公的個人認証サービスの対象を民間事業者へ拡大をしてほしい。
4 ブロックチェーンを用いたシステムが必要
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/76065?page=5
わたしはもう少し身近な問題提起をしたい。
先週月曜日に町田市役所窓口にマイナンバーカードを受け取りに行った。わたしの受付番号は626番でその時の呼び出し表示板には608番だった。待ちながら観察していると一人あたり10分程度かかる。
しかも他の戸籍担当窓口や住民票関連窓口は0人とか2人とかで、いわば閑散としてるじょうたいだ。ところがマイナンバーカード受け取り窓口はその時は一つしか開いていない。結局受け取ったのは3時間後だった。
この間に案内係の女性に改善を促したが苦情受付に行ってほしいといわれ、係長になぜ窓口をもっと開かないのかといったが、お伝えしておきますで、なんのアクションも打たない。
月曜日は混むのでやむを得ない、他の市民センターでも受け付けていますとの反応しか得られなかった。
政府が懸命に旗を振っても市役所などはクールなもので、窓口に多くの人が並んでいて、3時間待ちなどあきらかに異常事態なのに誰も何か改善をしようとはしない。ポスターには「3密をさけましょう」とあったが市自体が3密を眼前にみていて異常と感じないまさにお役所仕事体質はジョークにしか見えなかった。