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都美術館の一村展で見つけたのだが「北橋茂男 暁烏先生と私」と題された冊子に一村が表紙挿絵を描いている。暁烏先生と言えば暁烏敏、浄土真宗の色々な意味で有名だった人物だ。紀野一義氏の研究中に知った。
その人と一村はどんな関係があるのだろうと気になった。北橋茂男はオムライスで財を成した人物でやはり石川県出身の暁烏敏を尊敬していたのだろうか。こんな冊子を残した。
一村は北橋氏に依頼されてやわらぎの郷太子堂に2ヶ月とどまり薬草を48枚天井画に描いている。
なるほどそういう関係なら冊子に挿絵を描くことは自然な成り行きか。
どういういきさつで北橋氏が千葉寺に住む一村を知ったのかは相変わらず不明だが。
ちなみにこの時の画料で九州紀州などに写生旅行をしている。