今日はなにやら光るものを拾得 ひょっとして

事務所に行く途中で路傍になにやら光った。子供のおもちゃかガラスの破片かと通り過ぎようとしたがふと気になって拾い上げると泥だらけの、台座も何もないダイヤモンドらしきものだった。たぶんガラスのおもちゃだろうと思いながら一応気になるので持ち帰った。

おもちゃだったら届け出るほどでもなくゴミとして捨てればいいが、万一本物だったら失くした人が困っているかもしれない。ネットでダイヤとガラスの見分け方を調べてみたところ、冷蔵庫にいれて冷やしてから外気にあてると本物はすぐに曇りがとれるとある。やってみたがよくわからないが曇りはすぐ晴れたように思う。ダイヤモンドの熱伝導率が非常に高いことを利用した判定だとある。つまり外気とすぐ同じ温度になるので露結している暇がない。次に油性ペンで書いてみると本物はノリがよいとある。ガラスに比べて油親和性が高いことを利用した判定だという。一応かける。でもどうも決定打に欠ける気がする。つぎにコップに水をいれて中にいれてみると本物はよく光っているがガラスは水の中では見えなくなるとある。屈折率を利用した判定方法らしい。ほう、たしかに水の中にいれても光っている。

一応本物の可能性もあるので、駅前の警察の派出所にでも届けることにしよう。「これ、おもちゃですよ。それでも届けますか」なんていわれそうな気もするが、まあいいか。