まさおレポート

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バリの絵画で舞踏を

2020-06-19 | バリ島 舞踏・レゴン・ケチャ・ガムラン

レゴン・クラトン(女性の宮廷舞踏)はバリ南部のスカワティ王朝で18世紀に発展した。少女による悪魔祓いの儀礼舞踏から始まり変遷を経ている。技量と姿の似た二人の踊り手が抽象的な動きと物語の部分を演じる。


牛飼いの踊り
バリの村では小さな男の子が牛や水牛の世話をする。ゴパラの踊りは1980年代前半に創作され、少年が家畜を見張っている姿を表現している。力強く体を開いたポーズをとっており、男性舞踏の典型的なスタイルである。

ガポール・ペンデットの舞
バリの寺での祭礼時に女性たちが供物や儀礼品を手にして短いが華麗な舞を踊る。神の降臨を祝して演じられる。

この若い男性舞踏家はトランスに入って彼の役に集中しようとしている。彼が演じるのは伝説の鳥ガルーダのジャタユで食人鬼王ラーワナに誘拐されたラーマ王子の妃シータを救出する役回りである。

サンヒャンの舞
サンヒャンの舞は祈祷師の儀式上の行為で、悪魔、病気、その他の悪影響から村を追い払うために用いられている。
供物、祈る人々、線香の煙、歌と詠唱のなか、踊り子はトランスに入り神あるいは精霊(ドーダリ)が若い純潔な女性に入り込む。ガムランの旋律で踊る。

ルジャンの舞
東部カラッガサムの伝統で単純で緩慢な反復を繰り返す。花柄はボリネシアと共通だと言う。

クビャール 座ったまま扇を操りしなやかに踊る。


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