まさおレポート

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どしゃ降りの信号待ちで少女は 10年後 目を病んだ老女が街角で座り込んで手を差し伸べていた

2022-12-15 | バリ島 街の風景・海辺の風景・山の風景

 

今年のバリ滞在ではこうした光景は一度も見かけなかった。バリ政府がG20に備えて一層したのかもしれない。それでも老女の物もらいが街角で座り込んで手を差し伸べていた。


2018-06-23 20:30:23

日のバイパス通りは突然のどしゃ降りになった。交差点で信号待ちになるとどこからか現れた5,6歳の女の子がレインコートを羽織って信号待ちするバイクや車の人々に金を乞う。親か胴元は隠れてみているに違いない。いつも見かける光景だが、どしゃ降りの日は辛い。戦後の日本でもあったであろう光景だ。浅田次郎の「降霊会の夜」で実の父親が少年を当り屋にさせ、輪禍で殺す話を思い出す。

日をおいて友人のバグースにこの話をする。彼によると幼い子をつれて物乞いをするのは、バリ島東部に伝統的に続くもので、日本の托鉢のようなものだという。しかしバイパス通りで見たものはそういった宗教的修行ではないと言う。商売として元締めが物乞いを仕切り、食事時になるとナシブンクスを配って歩き、女性が集めたお金の大半を巻き上げるという。それを聞いて唖然とする。

そして薄汚れた服は衣裳で、子供は小道具として元締めが貸し出すのだ。田舎から出てきて、物乞いする女もいるが殆どはビジネスとして行っている。見ているとバリ人に限らずジャワ人もお金を恵む。自分の明日のお金がなくても恵むのだという。


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