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JRAは16日、ディープインパクトが凱旋門賞を失格になった問題について、管理する池江泰郎調教師、JRA高橋政行理事長のコメントを発表した。内容は以下の通り。
【池江泰郎調教師のコメント】
「ディープインパクトの凱旋門賞後における禁止薬物の検出について、ファンの皆様を始め、JRAはもとより競馬サークルの方々、関係者に多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
フランスギャロから正式に処分を下されましたことは、ただいまJRAから皆様にご報告があったとおりです。
残念ながら、凱旋門賞後の尿検査で陽性反応が出たことは事実であり、きゅう舎の責任者としてこれを真摯に受けとめ、制裁をお受けしたいと思います。
ただし、ドーピング疑惑、不正使用については絶対になく、事実無根であり、私を始めとするきゅう舎スタッフ一同、ディープインパクトの名に恥じる行いをしたことはないと断じて申し上げます。
また私として、原因につきましては、喉の吸入治療中に器具のチューブが外れて薬品が近くにあった敷料や牧草などに飛び散ったことがあり、その一部を馬が摂取した可能性があることから、『私ども関係者による不注意によるもの』と考えております。
今後は馬に携わる者として、またきゅう舎の責任者として今まで以上にこのようなアクシデントも念頭に入れ、細心の注意をはらっていく所存でございます。
また、フランス滞在中、パリアスきゅう舎の皆様には、ひとかたならぬご援助を賜り、お礼を申し上げるとともに、大変ご迷惑、お騒がせいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
多くの方々のご声援にこたえる結果を残せなかったことをとても残念に思いますが、凱旋門賞という世界一の舞台へディープインパクトという素晴らしい馬と共に挑戦できたことを誇りに思っております。
そして皆様にもディープインパクトが日本を代表して世界に挑んだことを記憶にとどめていただけたら、と思います。
今は年内の限られたレースに向けて万全の態勢で出走できるように調整をすすめているところですので、皆様のご声援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。」
【JRA理事長のコメント】
「JRAといたしましては、今回のことを重く受け止め、今日のように国際交流が盛んになっている時代の競馬にあって、国内同様、海外においてもこのようなことが起きないよう対応していかなければならないと考えております。
二度と競走馬に無念な思いをさせないよう、改めて競馬に携わるすべての人とともに、競走馬の管理について万全を期してまいります。」
平成18年11月16日
JRA理事長 高橋政行
2006年11月16日
【池江泰郎調教師のコメント】
「ディープインパクトの凱旋門賞後における禁止薬物の検出について、ファンの皆様を始め、JRAはもとより競馬サークルの方々、関係者に多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
フランスギャロから正式に処分を下されましたことは、ただいまJRAから皆様にご報告があったとおりです。
残念ながら、凱旋門賞後の尿検査で陽性反応が出たことは事実であり、きゅう舎の責任者としてこれを真摯に受けとめ、制裁をお受けしたいと思います。
ただし、ドーピング疑惑、不正使用については絶対になく、事実無根であり、私を始めとするきゅう舎スタッフ一同、ディープインパクトの名に恥じる行いをしたことはないと断じて申し上げます。
また私として、原因につきましては、喉の吸入治療中に器具のチューブが外れて薬品が近くにあった敷料や牧草などに飛び散ったことがあり、その一部を馬が摂取した可能性があることから、『私ども関係者による不注意によるもの』と考えております。
今後は馬に携わる者として、またきゅう舎の責任者として今まで以上にこのようなアクシデントも念頭に入れ、細心の注意をはらっていく所存でございます。
また、フランス滞在中、パリアスきゅう舎の皆様には、ひとかたならぬご援助を賜り、お礼を申し上げるとともに、大変ご迷惑、お騒がせいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
多くの方々のご声援にこたえる結果を残せなかったことをとても残念に思いますが、凱旋門賞という世界一の舞台へディープインパクトという素晴らしい馬と共に挑戦できたことを誇りに思っております。
そして皆様にもディープインパクトが日本を代表して世界に挑んだことを記憶にとどめていただけたら、と思います。
今は年内の限られたレースに向けて万全の態勢で出走できるように調整をすすめているところですので、皆様のご声援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。」
【JRA理事長のコメント】
「JRAといたしましては、今回のことを重く受け止め、今日のように国際交流が盛んになっている時代の競馬にあって、国内同様、海外においてもこのようなことが起きないよう対応していかなければならないと考えております。
二度と競走馬に無念な思いをさせないよう、改めて競馬に携わるすべての人とともに、競走馬の管理について万全を期してまいります。」
平成18年11月16日
JRA理事長 高橋政行
2006年11月16日
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