無限大の夢追いかけて

日々、頭に浮かんだことを書き残そうと思います。

電車の中で

2008-11-11 22:11:10 | 通勤途中で・・・

         久々に、通勤ネタです。

 今日の帰り・・・

 電車、車両故障!!!

  駅から急行が発車しない。

  
 駅の構内放送。

  確かに説明もわかりにくかったが、
  駅員さんたちが必死で乗客に説明して、
  違う車両への乗り換えを頼んでいた。 

  口々に文句を言ってる人。

  大きな声で、駅員にかみつく人。

  僕は、結構冷めた目でその光景を見ていた。

  『仕方ないのにな。。。』
  『駅員さんが悪いわけでもないのに。。。』


 乗り換えた電車は、各駅停車で出発した。

  緊急対応で発車した電車、この電車が最終駅まで先着する。
  との説明もあった。


 電車の中。

  突然、高齢なおばあさんが運転席をノックしだした。
  走ってる電車が駅でもないところで止まるわけもなかった。
  次の駅で、運転手が運転席のドアをあけた。

  「さっきの乗り換えた急行にさいふを忘れました。」

  「わたしは、最終駅まで急いでいます。」

  座り込んで、動こうとしないおばあさん。
  発車しない電車。
    
           『さいふをわすれたことはかわいそうだけど、
            遅れた電車がよけいに遅くなるのに・・・』

  運転手の説得で、おばあさんはその駅で降りた。
  電車が出発した。
  その直後!
  おじいさんが叫んだ。

  「わたしも降ります!」
  動きかけた電車が止まった。
  
  「ドアをあけてくれ!」
  運転手さんがドアをあけた。

  おじいちゃんが運転手に聞いた。
  「この電車より急行が早いんやろ!」

             『えっ!今ごろ何いうてんねん。。。』

  説明する運転手。
  納得したおじいさん、同じ電車に乗って、
  電車は出発した。


 ・・・

  『いろんな人がいるもんだな。』

  それぞれの人が、それぞれ思ったことを口にして・・・
  本当は、急いで次の駅に向かいたい運転手を困らせる。
  結局は、みんなのために安全に急いで行きたいのに、



  結局、身勝手な発言、身勝手な行動が、自分の到着も遅らせている。

  僕も含めて、ほとんどの人がその光景を黙って見ていた。



  
             最近、こんな光景を見ることが増えてきた。