今日は、3・4年生の練習試合でした。
相手に圧倒される試合展開が多くて・・・
子ども達は、どうなんだろう?
どんな気持ちでプレーしているのかな?
そんなことを考える時間が多かった。
ミーティングで、子ども達に聞いてみる。
「くやしい」と答える。
僕のチームでは、1番に『サッカーを楽しむ』ことを意識させている。
特に、低学年では、そんな指導を徹底していることで、
この「楽しいだけのサッカー」から、「がんばること」への移行が難しい。
ちょうど、3・4年生ごろに「がんばること」の指導を強く意識している。
僕のHPにもいつも書いている。
サッカーが楽しい。
楽しいからがんばる。
がんばるから上手くなる。
上手くなると、一段とサッカーが楽しくなる。
また、楽しいからがんばる。
また、がんばるから上手くなる。
(この繰り返し)
僕としては、これを実践したいわけで・・・
でも、そんなに上手くいくことばかりでもなくて、
上手くいかないことも多くて・・・
「試合を観戦している保護者の人もイライラしてるだろうな。」
と、思うこともある。
僕も、我が子の時はそうだった。
「もっと、がんばればいいのに・・・」
そんな風に思うことが多かった。
でも、指導者を続けていて、
多くの子ども達を見ていて、
そんな思いは薄らいでいる。
サッカーをしているのは、子ども自身であって、
周囲でいくらイライラしても、良い結果にはつながらない。
子ども達に熱く接することは必要なこともあるが、
でも、イライラして・・・は、必要ないと思っている。
あくまで、冷静に子ども達を観察する。
そして、必要なアドバイスを選択する。
すぐには結果がでるアドバイスは難しい。
それでも、根気強く、アドバイスを選択して伝える。
そして、また、観察する。
「くやしい!」
『だったらどうしよう?』
結局は、がんばるしかないんですよね。
それは、わかっているんですが・・・
あくまで、サッカーを楽しんでほしいから・・・
これとのバランスが難しいですよね。
試合が終って、いつもそんなことを考える。
そして、写真を整理しながら、
笑顔の子ども達の写真で、こっちも笑顔になる。
『楽しむこととがんばること。』
これを両立させるために・・・
僕も工夫を続けます。(^-^)ニコ