無限大の夢追いかけて

日々、頭に浮かんだことを書き残そうと思います。

今日の練習

2011-02-19 19:37:46 | サッカー

 青空の好天に恵まれた練習でした。

 小学校の行事と重なったり、風邪ひきの子がいたり、欠席者も多かったのですが、

 それでも、本当にいい天気で気持ちよく練習ができました。


 練習が始まって、一番に気になったのは、

 いつもより声が少なかったこと。

 特に、珍しく高学年に欠席者が多かったこともあって、

 高学年の声の少なさを感じました。


 さて、どうしよう?

 ずっと、考えながら指導していました。


 「声が出せない。」

   このことに関しては、結構こだわって指導しています。
   単に、声が小さいとか大きいだけでなくて、
   友達とのコミュニケーションがとれるかどうか?
   集団の中で、一人一人が楽しくサッカーができるかどうか?
   そんなところにも影響する。
   もちろん、練習やプレーに対する集中力が高まる。
   友達や自分自身に、やる気を出させる。
   ・・・
   数限りなく、「声を出す」ということにはプラス効果が生まれると思ってます。



 今日の高学年の練習で・・・

   いつもなら、僕の笛でスタートしたり、僕の声で始めるところを、
   「4箇所同じぐらいの人数に分かれて、インサイドのシュートはじめろな。」と伝えて、
   僕はグランドの整備をしながら、見ていないふりを続けました。

   4箇所に分かれるところまでは、早かったです。
   でも、なかなか練習が始まらない。
   いつものように僕が指示するのを待っている。
   僕自身、そう子ども達が感じていることはわかっていたのですが、
   あえて、見ていないふりを続けました。

   かなりの時間がたってから、
   やっと「練習はじめようや!インサイドのシュートからやで!」という声が聞こえました。
   6年生のキャプテンが休んでいたことも、もちろんあったとは思いますが、
   あまりにも、その判断が遅かった。
   おそらく、僕の「4箇所同じぐらいの人数に分かれて、インサイドのシュートはじめろな。」
   という指示をわかっていた子がほとんだったと思います。

   でも、誰も動けない。誰も声を出さない。
   ただ、次の指示を待っていた。笛の合図を待っていた。
   僕に「練習初めていいですか?」と聞いてもいいと思う。それもなかった。


   僕がいつも気にしている受け身の姿勢。
   これが、はっきりと表れた出来事でした。



 最近の子ども達の特徴
 
   学校では、先生の指示にしたがって、
   家では、親の指示にしたがって、
   クラブでは、コーチの指示にしたがって、
   本当に、まじめに行動する。
   これは、もちろん良いことだと思うのですが・・・
   
   自分から行動する。
   自分から声を出す。
   自分からわからないことを聞く。
   その部分に関しては、平均的に低下してきていると思っています。



 僕自身もずっとその点を意識して指導しているのですが、

   今日は、特に、その点が気になりました。
   僕が笛をふけば、僕が声を出せば、
   子ども達はまじめに練習に取り組む。

   わかっているけど、あえて我慢する。
 
     あえて、子ども達の行動を待つ。
     あえて、子ども達の声を待つ。
     
   そんな「我慢の指導」
   やっぱり必要なんだろうな。。。


          今日は、そんなことを考えていました。(^-^)ニコ