一昨日、「熱くなりすぎたかな?」という題でブログを書いた。
コーチが声を出すことは、もちろん悪いことだとは思っていない。
でも、そこに書いた
「本当は、僕の声なんかいらない!
とも、思う気持ちがあって・・・
僕の声がなくても、勝てるように。
と、思う気持ちがあって・・・」
ということを、もう少し書いてみます。
僕自身が、指導者を10数年続けていて、
そして、我が子の成長を見つめながら、
最近の子ども達に欠けてきていると感じているのが「判断力」。
明らかに、年々低下してきているように感じている。
(これ、サッカーに限ってというものではないです。)
これとよく似たことは、僕のHPにも書き残しているが・・・
今の現実として、
勉強は、学校で、塾で、先生が丁寧に教えてくれる。
私生活は、保護者の方々が丁寧に教えてくれる。
そして、サッカーは、僕ら指導者が可能な限り丁寧に教えている。
昔のように、塾も行かずに家で独学で勉強する子や、
スポーツクラブに行かずに、友達だけで近所の公園で
野球をしたり、サッカーをしている子は、明らかに減っている。
その結果。
昔のような、いわゆる「悪ガキ」は減って、
比較的、すべてを無難にこなす良い子が増えている。
それが、悪い!と非難しているのではないが、
ただ、その代償として、
自分で判断して、自分で工夫して行動する機会は明らかに減っている。
このことで、この子達は、将来つまづかないだろうか?
このことで、この子達は、つまづいた時に、
自分の力で乗り越えることができるのだろうか?
もちろん、
子ども達に、アドバイスをする。コーチングをする。
そのために、僕らコーチはいるんだけど・・・
可能な限り、
自分で判断して行動できるように・・・
指示されたことを工夫して行動できるように・・・
そんな力も身につけてほしい。
さて、僕は、どんなコーチングをすべきなのか!?
これが、僕が、ずっと考え工夫している課題なんです。(^-^)ニコ