「出掛けるけど、DVD返してこようか?」 うちの現役高校生からの突然の申し出に
「ついでに飲み物も買って来て」 と追加注文を付けてお願いした。
1時間程で戻ってくると、玄関で倒れ込んでいる・・。
真っ青で手足が痺れているという・・。 熱中症?貧血?
急を要するほどの感じではなかったので 「少し休めば」 と寝るように勧めた。
それほどハードな買い物を頼んだわけでもないのに・・・?
よく考えてみると思い当たる事がひとつ。 「明日は登校日」
普段でも具合が悪くなるのは圧倒的に月曜日が多い。 特に連休明け。
かなりの確率の高さなんですね~これが。
本人は全く意識している様子はありません。 学校に行きたくない訳ではなく。
楽しみにしているイベント前でもそうなるんですね。
修学旅行も。 小学校の時も前の夜から熱が出て、中学の時は前夜に食当たり。
で、明日の登校日は一部の宿題提出の日。
案の定、間に合わないものがある。 <数学>
「やってはあるんだけど、解らないところがあるんだよね~」 って
普通、高校生は親に聞きませんよねぇ。
でも、ちょっと面白そうなので 「どこどこ?」 って聞いてみる。
数10年も前にやったものは即座に解る訳がない! ので、
当然のように私の質問の方が断然多い! 「どうしてここが(X+1)なの?」 とか
「このWの小文字みたいなのは、何て読むの?」 とか
W の小文字みたいなのは 「オメガの小文字」 だそうで・・
「どうしてここから突然オメガの3乗なの?」って訳の分からない質問までしてみる。
私の質問に律儀に答えながら、途中で 「あ、そうか!」 とか言いながら解いていったりしている。
私は何も教えていないんですけど・・。
それでも解らないと言う問題は適当に教科書を捲りながら
「この公式がそうなんじゃないの?」 と適当に促すと当たっているのか進めてる。
それでも解らない問題に行当ったところで、元高校生が帰って来た。
私があんまり頼りにならないと察した彼は(もっと早く気付くべきでしょ)元高校生に質問する。
元高校生は 「数学は勘で解くの」 と言い放ち 「多分こう・・」 って解きました。
「ほら、正解」 「ふ~ん、そうかぁ」 と 現役高校生。
「そうだよねぇ。 数学は勘だよね~」 私。
そんな感じで無事数学は終了し、もう1つの新聞記事から感想意見を記述する
という宿題に取り掛かっています。(何日分あるのでしょうねぇ?)
明日の登校日には提出できそうです。