まだ 混乱が続く中、少しずつ日常お会いしていた方々に会う事ができるようになってきました。
こんな時だからこそ、お顔を拝見できると心から安心して嬉しくなります。
ご実家が被災地という方もいらしゃいます。
それでも、みなさん冷静に落ち着いていらして肝が据わっていらっしゃいます。
その方達こそ、買いだめなどしていらっしゃいません。
被災地以外のパニックに恐ろしいものを感じると仰っていました。
私がお会いした方達は全て、もう商品が無い陳列棚を眺めながら、ある物の中から必要なだけ購入しているそうです。
自宅にある普段使っていない乾物や常備品で、工夫しながら保存できる状態に調理しているそうです。
小麦粉からパンなどを停電していない間に作っておいたり、
生鮮食品を、日持ちのするものに作っておくとか、乾物を利用するとか
「今あるもので自分の家で出来ること」を実行なさっています。
「節約生活や食事で痩せちゃうわねぇ~。 嬉しい♪(笑)」 と周りを和ませて下さる頼もしさです!
世間や周囲にこうして欲しい…ではなく、今自分には何ができるかを考えられる方々です。
心が震えるほど、頼もしく思います。
子供達も「ティッシュが無くなったらタオルや布を使えばいい」 「ご飯やパンが無くても他のものを食べればいい」と言います。
声に出さなくてもきちんと冷静に対応している人も、きっと沢山います。
その小さな確かな力が広がって集まって、良い方向に向かっていくことを信じます。
言葉や表現で発信できる方々は、それぞれに頑張ってくれているでしょう。
声なき小さな力も、きっと繋がっていきますね。 きっと。