日毎の糧

聖書全巻を朝ごとに1章づつ通読し、学び、黙想しそこから与えられた霊想録である。

主の命令に背かず

2008-03-24 | Weblog
   サムエル紀上12章  サムエルはこれからは民が立てた王に従っていくことを告げる。
   彼は年老い、髪も白くなったと言いう。そして指導者として自分の働きを振り返り、身の潔白を証明する(2~5節)。主に対して忠実であったことを民に証言させた。
   次にサムエルの時まで、民は主に呼び求め仕えてきたので国が守られたという(6~11節)。
   然し今は民の要求から、主に替ってサウルが王として立てられた(12節)。
  13節「今、見よ、あなたたちが求め、選んだ王がここにいる。主はあなた達に王をお与えになる」。否定的であった王を、主は肯定的に受け止められた。

  そこで14節以下に、これからの王制支配による時代に対して警告をしている。それは何か。
  「主はあなたたちに王をお与えになる。
   だから、あなたたちが主を畏れ、主に仕え、御声に聞き従い、
   主の御命令に背かず、あなたたちもあなたたちの上に君臨する王も あなたたちの神、主に従うならそれでよい。 しかし、もし主の御声に聞き従わず、主の御命令に背くなら主の御手は、あなたたちの先祖に下ったように、あなたたちにも下る。」

  民も王も、共に「心を尽くして主に仕えなさい」というのが結論である(20節、24節)