
今日の言葉
人間はひとりひとりをみるとみんな利口で分別ありげだが、集団をなせば、たちまち馬鹿が出てくる
シラー「詩」
萩生田さんあなたもか
萩生田光一文科相の発言には驚きました。安倍前首相の側近として、長期政権を支えてきた一人でした。「おかしいことはおかしい」と公の場で元上司を批判しました。
権力の座から滑り落ちると、一人ひとり、味方が離れていきます。一番の補佐役だった菅総理も立場が逆転、安倍前首相を一議員として取り扱っているように見えます。
記者会見、国会運営委員会での安倍前首相の答弁する姿は
在任中とはうってかわってオドオドしていて、そこには、以前の傲慢さが消えていました。なぜだろうと疑問に感じました。横並びの閣僚が、後ろには官僚が控えていません。孤立無援の状態で、助けてくれる人たちはいません。これが原因でした。御曹司として育てられ、現在にいたるまで、周囲の人たちが準備段取りして生きてきたのではないか、そんな気がします。一人では、何一つできない人、これこそ『裸の王様』です。政界のプリンスといわれ、官僚を思いどおりに操ったキングの面影はありません。
昨日の記者会見といい、今日の国会の場でも、目立つのは、自己保身ばかりです。このような人が日本国首相、最長在位に就いていたのです。
第二の萩生田さんが続々でてきそうな雰囲気です。
『百聞は一見に如かず』
「よくもまあ最長政権のトップが務まったね、事務所もしきれずに。『秘書が、事務所が、私は知らない』」を連呼。
朝日新聞夕刊素粒子
2020.12.25
今日の一曲紹介します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます