間もなくお盆になります。この時期に決まって咲くのが外来種「高砂百合」であります。風に乗ってどこからともなく種が落ち、その年に花を咲かせ地下茎でも増えていきます。このブログに書いたように、高砂百合が咲いた朝、近親者が無くなるという経験を2回したので、マイガーデンには、一本も生えさせません。
もう一つ、彼岸花は来月の中旬あたりから、田舎のあぜ道や街道沿いに真っ赤に花開くのをみかけます。死人花とか言われてあまり喜ばれない不吉な花と呼ばれることもあります。
人間様では、お盆には亡くなったご先祖さんが戻って来るそうですが、生きた人間、ワタシの子ども達は、コロナ感染者の急増、緊急事態宣言のためにお盆には里帰りしません。
今朝もメダカが1匹死んでるのを発見しました。水替えしてもエサをやってもやらなくても暑くても寒くても、死ぬときは死にます、おおよそメダカの寿命は3年であります。これには、孵化直後に大人メダカに捕食されるのを含みません。メダカの死因は、餓死という説をよく見かけますが、ワタシは圧倒的に親たちに食べられるのが多いと思います。
上手に育てて3年、ウチの屋上には成魚だけで2千匹近く暮らしています。今年春以降に生まれた稚魚を合わせると4千匹ほどになろうと思います。成魚だけで見て2千匹、これが3年の寿命とすると大体ひと月に56匹寿命が尽きる計算になります。ですからメダカが死んでも今はなんのショックも感慨もありません。(一つの水槽で大量死というのは大変なショックですが)
網で死骸を掬って花壇にポイ、でおしまい。死骸を他のメダカが突くこともありますが、腐敗によって水質を悪化させるので、よく観察して除くのです。
さて、そこで自治会であります。会長に就任してまだ4か月(´;ω;`)
町内でご不幸があると香典を届けます。一昔前なら大体お通夜・葬式があり、喪服を着て弔問するところですが、近年家族葬で済ますことが常態化し、お寺や葬祭場での式が減りました。さらにこのコロナなので、近親者のみで通夜から納骨まで済ますのが当たり前になっています。
自治会では、長年会費を納めてくれた方ばかりなのでわずか5千円の御香典を持っていくのです。ワタシの担当になってすでに7名の方が亡くなっています。当町内は350戸ほどあり、一戸3人暮らしとして約千人の方が住んでいる勘定になります。すると平均85歳が寿命として、年間12名弱が亡くなる計算になります。
毎月1件くらい御香典を届けるのがワタシの役目でありますが、問題は、そこに一人暮らしのお年寄りが亡くなった場合、基本的に訪ねて行ってもお留守というケースが多いのです。ポストに投函するわけにもいかず、お隣に聞いてみたり、民生委員に連絡先を聞いたりで、なかなか骨が折れます。面倒な役回りですが、誰かやらなければならないので、あと1年半辛抱いたします。
人の世話、メダカの世話をしているうちに、自分の順番になってくるのでしょう。メダカ並みに花壇にポイと言うわけにはいかないでしょうから、せいぜい残された親族に迷惑が掛からにようにしなければいかんなぁ、毎年この時期になるとそう思います。